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2021/4/15 19:15

今年も豊作! 「ジャパンキャンピングカーショー2021」レポート!!

[バンコン編]

トヨタ「ハイエース」、日産「NV350キャラバン」などのワンボックス車をベースにキャンピングカーに仕立てられたのがバンコンと呼ばれるジャンル。近年は商用車っぽい雰囲気を払拭したモデルや、ミニバンをベースとしたモデルが人気です。内装に木材を多用した“バンライフ”系のモデルも台数が増えています。

 

【その5】ディーラーで購入可能なメーカー純正車

「日産ピーズフィールドクラフト/NV350キャラバン マルチベッド」

メーカー自らブースを設け、このジャンルに力を入れていることを感じさせたのが日産ピーズフィールドクラフト。ファミリーユースにも人気が広がっている「NV350キャラバン」に専用のベッドキットを装着したモデルを展示していました。ベッドの表皮にシートと同じものが採用されているのはメーカー純正ならでは。ベッドは左右跳ね上げ式でオプションのテーブルを設置すれば、仕事場としても使えそう。ベッドキットはオグショー製で、跳ね上げた際に後方視界を邪魔しないのもいいところです。価格は340万3400〜で購入できます。

 

【その6】コンパクトで乗りやすく街に馴染む仕様

「日産ピーズフィールドクラフト/NV200バネット マルチベッドワゴン」

同じく日産ピーズフィールドクラフトブースには、よりコンパクトな「NV200バネット」をベースとしたモデルも展示されていました。このサイズであれば、普段の買い物などにも気負わず使えそうです。それでいて、ベッドキットを展開すれば奥行き1720mm、幅1270mmのフラットなスペースを作れるので、大人2人が横になれます。オプションにはテーブルも用意され、写真のような2トーンボディカラーを選べば商用車っぽい雰囲気も払拭できます。262万4600円〜という価格も魅力的ですね。

 

【その7】フランス生まれのバンをキャンパー仕様に

「ホワイトハウス/ベルランゴ キャンパー・ソレイユ」

スペース効率に優れた輸入車として注目されているシトロエンの「ベルランゴ」。そのキャンパー仕様が早くも出展されていました。セカンドシートを倒して実現するフラットなスペースのほか、ポップアップルーフを装備し、車内で4人が就寝可能。就寝スペースの下にはスライド式の収納も備えていて、そこをアウトギャレーとして活用するオプションも用意されています。車内のスペースをアウトドアスペースとして拡大できますよ。価格は449万3500円〜。

 

【その8】キャンピングカーのリアルな使用感がわかる

「TOY-FACTORY/BADEN Casa Homestyle Edition」

スタッフが実際にプライベートや通勤で使っている車体を展示していたのがTOY-FACTORYのブース。ベース車両は「ハイエース」のキャンパー特装車で2.7Lガソリンエンジンの4WDなので、様々なシーンで活用できそう。キャビン部分はベッド展開できるほか、車体後部にもベッドを装備し、5人が就寝可能。車両本体価格は668万円、インバーターや電子レンジ、大型ナビなどのオプションを装着した展示車の価格は885万1100円です。

 

【その9】商用車をオシャレな車中泊仕様に

「GORDON MILLER MOTORS/GMLVAN-C01JSF」

「ハイエース」や日産「NV200」などの商用バンをベースに、ウッド素材で内装をリファイン。GORDON MILLER MOTORS(ゴードン ミラー モータース)は、フロントフェイスなどの外装も変更することで商用車っぽい雰囲気を払拭した車中泊仕様車をリリースしています。今回紹介したいのは、journal standard Furniture(ジャーナルスタンダード ファニチャー)とコラボしたモデル。「NV200」をベースに、車内をフラットにできるようにカスタマイズし、シートにはオリジナル生地を採用することでオシャレな雰囲気に仕立てています。価格は2WDで421万3000円、4WDは465万3000円です。

 

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