リラックスして走れる都会派e-Bike
BMX風のスタイルは軽快感がありますが、重量は31.8kgと重めです。上体が起きたライディングポジションで、シートもどっかりと座るタイプなので、跨ってみるとBMXというよりクルーザー的な雰囲気。アシストは力強いですが、ペダルをガンガン踏んでいくというよりは、ゆっくり流すような走り方が合っています。
太めのタイヤは抵抗が大きそうですが、ブロックのないスリックタイヤなので走っているとそこまで抵抗は感じません。お尻を受け止める形状のサドルには、スプリングも装備されているので凸凹のある路面でも乗り心地は快適です。アシストの力を借りながら、街中を走るのが適しているモデルといえます。登り坂も走ってみましたが、サドルにどっかりと腰をおろしたままペダルを回しているだけでスイスイと登っていけました。
乗り味はBMXというよりクルーザー的なものでしたが、極太のタイヤで街中を流すのはかなり気持ちいい。アシストなしで、このタイヤと重量となるとかなり足に負担となりそうですが、e-Bikeだと全く苦になることなく走れるのも新鮮です。このスタイルはかなり人目を集めるので、人とは違った乗り物で目立ちたい人におすすめです。
撮影/松川 忍
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】