【比較ポイントB】バッテリー
バッテリーもe-Bikeにとっては重要なパーツ。容量によってアシスト走行できる距離が変わるほか、車体への収め方によってデザインにも関わる部分です。MANTUS 27 TRKはフレーム内部に収納するインチューブタイプ、XU1はフレームに沿わせるように装着するセミインテグレーテッドタイプ、Verve+ 2 Lowstepは外付けタイプとなっています。
【その1】ベネリ「MANTUS(マンタス) 27 TRK」
【その2】パナソニック「XU1」
【その3】トレック「Verve+ 2 Lowstep」
【比較ポイントC】ディスプレイ
ディスプレイも3車3様です。MANTUS 27 TRKは、LED表示のみのシンプルなタイプでコストを抑えています。XU1はハンドル中央部に装備されますが、サイズは小ぶりです。Verve+ 2 Lowstepは、大きめのディスプレイをハンドル中央部に搭載。
【その1】ベネリ「MANTUS(マンタス) 27 TRK」
【その2】パナソニック「XU1」
【その3】トレック「Verve+ 2 Lowstep」
【チェックポイントD】ホイール径
ホイール径や変速ギア、ブレーキなども、自転車としての走行性能に関わるパーツ。この部分も車種ごとにチェックしておきましょう。XU1とVerve+ 2 Lowstepのホイール径は、700Cと呼ばれるロードバイクなどに装備されるものと同じ規格。タイヤはそれぞれ太めのものが装着されています。MANTUS 27 TRKは27インチという一般の自転車に採用されるもの。タイヤ外径にはそれほど違いはありませんが、タイヤやチューブを交換する際には27インチのほうが安く済む傾向にありますが、あまりスポーツ向けのタイヤが選べないというデメリットもあります。
【その1】ベネリ「MANTUS(マンタス) 27 TRK」
【その2】パナソニック「XU1」
【その3】トレック「Verve+ 2 Lowstep」
【チェックポイントE】変速ギア/ブレーキ
変速ギアは3モデルともリアのみで、フロントには装備していません。これは近年のe-Bikeに共通する傾向。変速パーツは3モデルともシマノ製ですが、グレードや変速段数はそれぞれ異なります。一方、ブレーキは3モデルとも制動力が高いディスクを採用していますがMANTUS 27 TRKは機械式で、それ以外の2モデルは油圧式という違いがあります。一般的に、油圧式ディスクブレーキは少ない力でブレーキを効かせることができるメリットがあり、一方の機械式デュスクブレーキは車両価格が抑えられるメリットがあります。
【その1】ベネリ「MANTUS(マンタス) 27 TRK」
【その2】パナソニック「XU1」
【その3】トレック「Verve+ 2 Lowstep」