小さいけれど、アイデアや知恵、情熱が詰まっているタイニーハウス。その形はさまさまで、例えば、船の輸送に使われたコンテナを利用したタイニーハウスがあります。近年では風力タービンを利用した家も生まれているそう。

オランダのデザインスタジオが提案している、おしゃれなタイニーハウスをご紹介しましょう。
オランダの第2の都市、ロッテルダムを拠点とするブレード・メイド(Blade-Made)が使うのは、役目を終えた風力タービン。風力発電で使われる巨大な風力タービンは、使用できる期間が20年から25年ほどに設定されているのが一般的です。
そこで、スウェーデンのエネルギー会社やオランダのデザイン財団は、今後増加が見込まれる使い終えた風力タービンの新たな活用法を探しており、そんな中で生まれたのがブレード・メイドです。
そして、風力タービンのブレードの再利用を行っている同社が着目したのが、ブレードの根本にあたる「ナセル」という部分。横約4m、長さ約10mの大きさが居住に最適なサイズであることから、タイニーハウスに転換するプロジェクトを起こしたのです。
建物の外側は、風力タービンとして使われていたときのままですが、内部はウッドテイストを生かした温かみのあるデザインに変わり、バスルームやキッチンなどの設備も整えた居心地のよさそうな空間になっています。屋根にはソーラーパネルが設置され、室内で必要な電力と、電気自動車用の充電もできるとのこと。
世界の風力発電量は、ここ10年間で517%にも増え、それとともに、やがて役目を終えた風力タービンが数多く生まれることが見込まれています。ブレード・メイドはこのタイニーハウスの実現によって、ナセルを家以外にも、カーポートや小屋などさまざまなものに再利用できることが証明されたと話しています。
【主な参考記事】
Dezeen. Blade-Made transforms former wind turbine into tiny house. May 12 2025
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