およそ1か月ほど前に日本で相次いだ「カット野菜やサラダにカエルが入っていた」という食品へのカエル混入騒動。それ以外にもプラスチック片、ビニール片など、食品に異物が混入する報告は後を絶ちません。そんな中、米国から届いたのが「ハンバーガーの中に鼻ピアスが入っていた」というニュースです。
この混入事件が起きたのは、オハイオ州のマクドナルド。ある女性が、ボーイフレンドと3歳のめいと、3人分の食事をテイクアウトしました。自宅に帰ってハンバーガーを食べ始め、途中で口についたソースを拭きとろうとハンバーガーを箱においたところ、箱の中にコロンという音がしたそう。マヨネーズやソースを拭きとってよく見てみると、それは、なんと鼻ピアス。しかもダイヤモンドのような石付きだったのです。
彼女はすぐに食べていたハンバーガーを破棄して、鼻ピアスの写真を撮り、店に連絡を取りました。
彼女が鼻ピアスを飲みこまなかったことが、不幸中の幸い。「それに、幼いめいが食べているものに混入していたわけではなかったことに感謝した」と、彼女は語っています。ただし、誰かの鼻に挿入されていた鼻ピアスが混入していたという事実が分かったためか、彼女は2日間ほど胃の痛みに見舞われたそうです。
ちなみに、その後店からは何の連絡もなく、彼女は地元の公衆衛生局に事態を報告。公衆衛生局が問題のあったマクドナルドを検査し、従業員にも食品取り扱いのトレーニングを行ったとのことです。
【主な参考記事】
New York Post. McDonald’s customer says she found nose ring in her Quarter Pounder: ‘Stomach turned for like two days’. June 28 2023