ワールド
2023/8/14 20:45

英メディアの記者が驚いた日本の暑さ対策! 食い入るように見た物とは?

日本は暑さをどうしのいでいるのか? 欧米諸国が慣れない熱波に襲われる中、日本のライフスタイルやデザインに世界的な注目が集まっています。

↑欧米が注目する日本の涼味

 

最近では英・BBCの旅行記者が、新婚旅行で真夏の日本を訪れました。彼らの目に映った日本は、伝統と超未来都市が調和した国。この暑さでも日本人は平然としているように見えたようで、さまざまな発見があったようです。日本人には「ものの哀れ」という価値観(美的理念)があったり、暑さに関連する語彙が日本語にたくさんあったり(例えば、酷暑、夏バテ、暑気払い)、お盆の時期には怖い話や怪談で盛り上がったり。もちろん、打ち水も取り上げています。

 

彼らを驚かせた日本の物やスタイルの中には、私たちにとっても面白いものがあります。その1つは、道路のあちこちにある自販機で販売されている、ポカリスエット。パッケージに英語で書かれた名前(POCARI SWEAT)がネイティブにとっては少しおかしかったようですが、日本人はこのようにして真夏に塩分を補給しているのかと思ったようです。飲んでみると冷たくて風味があり、「猛暑から救ってくれた」と同記者は述べています。

 

しかし、ポカリで身体を潤した彼らが日本の路上でもう1つビックリしたことがありました。それが、とび職人の作業服であるニッカポッカ。BBCの記者はこのズボンを「MCハマー(米のラッパー)のパラシュートパンツをもっとバギーにした感じ」と説明しており、どうやら涼しいと思っているようです。通りすがりの日本人がニッカポッカをはいており、その姿がうらやましかったようです。

 

日本の真夏のスタイルに感銘を受けた同記者は、さらに日本が生んだ涼をとるための物として「冷たいUVスプレー」「アイスリング(クールリング)」「かき氷機」の3つを紹介しています。いずれも外国ではあまり見られないような発明に思われますが、この中で唯一昔から存在している、かき氷機を取り上げている点は面白いですね。かき氷は東南アジアにもありますが、日本の多くの家庭ではいまだに昔ながらのかき氷機が使われていると述べられており、この点がハイテクな日本を想定する外国人には驚きなのかもしれません。

 

外国人ならではの視点が満載ですが、このような日本の物やスタイルが欧米にどう取り入れられていくのかは興味深いところ。同記者はお土産にユニクロのエアリズムのパンツをたくさん買い、日本に大満足して帰国したそうですが、ひょっとしたらこれからはニッカポッカも外国人にウケるようになるかもしれません。

 

【出典】
BBC. Want to cope with heatwaves? Look to Japan’s creative cooling solutions. August 8 2023