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2023/11/16 11:45

米で「インスタントラーメン専門店」が大好評! 激安で食べられる秘密は?

お湯を沸かしたら数分後に食べられるインスタントラーメン。日本はもちろん、中国、インドネシア、ベトナムなど、アジアを中心に広く食べられています。そんな文化を取り入れたのが、米・ニューヨークにある「インスタント・ヌードル・ファクトリー」。好評のため、間もなく2号店をオープンするそうです。

↑話題のセルフサービス即席ラーメン店(画像提供/Picture Perfect Luis/YouTube)

 

インスタント・ヌードル・ファクトリーが提供するのは、名前の通り、インスタントラーメンのみ。スクリーンで好きなラーメンを選ぶと、袋を開けただけのインスタント麺が紙製のラーメンどんぶりに入れられて出てきます。店内には、どんぶりの上からお湯を注ぐことができるIH調理器があるので、客はそれを使って自分でラーメンを調理します。

 

同店で扱っているインスタントラーメンは115種類。店内の壁にはインスタントラーメンのパッケージがずらりと展示されていて、世界各国から集められたことが分かります。「出前一丁」「サッポロ一番」「カップヌードル」など、日本でもおなじみの物もちらほら。

 

セルフサービスで徹底的にシンプルなオペレーションになっているためか、価格は良心的。インスタントラーメンの価格は2.4ドル(約360円※)から、高いもので6.5ドル(約980円)。ねぎやコーンなどのトッピングを無料で3つまで選ぶことが可能。追加料金を払えば、エビシュウマイ(2.5ドル)、パルメザンチーズ(1ドル)、豆腐(3ドル)なども添えることができます。

※1ドル=約151円で換算(2023年11月16日現在)

 

シンプルなインスタントラーメンなら、5ドル以内で食べられて、店にはウェイターもいないからチップも不要。物価の高いニューヨークで、これだけのプチプラで食事できるというのは驚きかもしれません。

 

そんな破格の軽食スポットとして人気を呼んだためか、11月下旬には同じニューヨーク内に2店舗目をオープンする予定だそう。

 

「スーパーで安く購入できるインスタントラーメンを、なぜ自分で調理して外食するのか?」と、SNS上で起きている疑問に対して、オーナー夫婦は「コーヒー豆とミルクを自分で買ったほうが安いけれど、カフェでラテを買うのと同じ」と話しています。

 

インフレで物価上昇が続く米国では、こんな激安ラーメンスポットが静かな人気を集めていくのかもしれません。

 

【主な参考記事】

New York Post. NYC restaurant serves instant ramen — that you have to cook yourself. November 14 2023