顔に書いた油性ペンがシャワーを浴びるだけでする~っと取れるCMで話題の「ミラブル」! まるで美顔器のようなシャワーヘッドといわれ、女性が喜ぶものと思われがちですが、肌乾燥のかゆみや頭皮の臭い、加齢臭で悩む男性陣にも必見なんです。
軽量、おしゃれな見た目、取り付け簡単のミラブル
油性ペンがスルスル落ちる衝撃的なCMを見て、その洗浄力の凄さにくぎ付けになった人は筆者だけでないはず。しかも、名だたる美容雑誌で、潤いある肌を保つために絶対にやってはいけない行為「直接温水シャワーを顔にあてる」ことを公共の電波で、顔面にこれでもか! と浴びせていることに驚くばかり。とにかくCMだけではいろいろ気になることが満載の「ミラブル」を試してみることにしました。
重そうな見た目ながら、持ってみると意外と軽く、ほどよいホールド感も心地いい。シャワーヘッドをくるくる回して取り付けるだけの簡単装着で、届いてすぐに使用できます。
洗浄効果の秘密は直径100ナノメートル未満のウルトラファインバブル
シャワーヘッドからは目に見えないほど小さい泡、いや霧のようなものが勢いよく吐出。この小さい泡は、ミラブルを開発した製造会社サイエンスが特許をとった「トルネードミスト方式」で生み出されるウルトラファインバブルと呼ばれるもの。外気を巻き込んで安定した気泡を発生させ、高速うず流でウルトラファインバブルを発生させるトルネードミスト方式は、水と空気だけで気泡を作り出すため、環境にもやさしいのが特徴。
さて、今回の目玉のウルトラファインバブル。ファインバブルといっても区別があり、直径100μm(0.1mm)より小さな泡が“ファインバブル”、さらに1μm以上100μm未満を“マイクロバブル”、1μm未満を“ウルトラファインバブル”と呼びます。ミラブルのウルトラファインバブルは0.1µm(100nm)なのだそう。ここまで細かいとよくわからないのでとにもかくにも、シャワーを浴びます!
まずは洗浄力を確かめるために化粧をしたままCMのように顔に浴びてみました。浴びてるか浴びてないかの感覚を想像するも、意外にもしっかりとした刺激。目の細かいスポンジを顔に押し当てたかのような刺激がなんとも心地よく、いつまでも浴びていたいほど。30秒ほどたったころ、指でほおをなでてみるとツルンとした感覚。さすがにウォータープルーフマスカラは取りきれませんでしたが、ファンデーションは落ちていました。日焼け止めくらいなら20~30秒ほど浴びるだけでツルンと取れちゃいました。
ファンデーションが取れる理由は、空気をたっぷり含んだ超微細な気泡が毛穴の奥深くまで入り込み、汚れをかきだしてくれるから。軽くクレンジングしてからシャワーを浴びるとより綺麗に洗い流してくれます。浴びているときは汚れを洗い流してくれている実感はなかったものの、お風呂上りに肌を触ったときのモチモチツルツル感に驚き。しかも、鼻の頭の黒いぶつぶつした汚れがほんの少し取れている気も。
シャワーを直接浴びても乾燥しない理由
さて、「温水シャワーを直接顔に浴びると乾燥する」と言われているのに浴び続けても大丈夫かという疑問。もちろん、ミラブルであれば浴び続けても大丈夫。というのも、ウルトラファンバブルは前述したように、水と空気だけで作られているので肌に優しく、さらに毛穴の奥深くにある皮脂や老廃物を取り除くため、浴びるほどにきれいになるのです。そのきれいになった毛穴に今度は水分がぐんぐん吸収され、肌が乾燥するどころか十分な水分で潤うという仕組み。
と気分よく、シャワーフックにひっかけて浴び続けていたもののなんだか冷たい。実は小さな泡となって吐出しているためシャワーヘッドから離れて浴びると、どうしても冷たくなってしまうのです。めんどくさがらずに手に持って、顔から5〜10cm程度離して浴びることをおススメします。