膨大な種類の工具を取り扱っているモノタロウ。作業効率を左右することもある工具は、こだわりをもって選ぶ方も少なくないでしょう。モノタロウで取り扱っている「パイプレンチ」は、配管作業などで活躍してくれそうな工具です。実際に使い勝手を試してみました。
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●ヘッドのギザギザがパイプをがっしりと固定してくれる「パイプレンチ」(モノタロウ)
パイプなどの筒状のものは、レンチやペンチを使っても滑ってしまいしっかり締めにくいですよね…。簡単にパイプを固定できてきっちりと締められる工具が、モノタロウの「パイプレンチ」(1969円/税込)です。パイプをしっかりと挟めるので、固定しやすく力も込めやすい同商品。普通の工具とどう違うのか、気になるところです。
全長は約315mmで、約1.38kgあるので手にするとずっしりとした重さを感じます。持ち手が鮮やかな色をしているので、工具箱の中で目立って使いたい時にすぐ見つけられそう。パイプを挟むヘッド部分は、開いてみると波形になっていました。このギザギザがあることで、丸みを帯びたパイプをしっかりキャッチしてくれます。
ヘッドの口を開く時は、本体の側面に付いているリングを回します。見た目がゴツいので、回すのに力がいるのかと思いましたが杞憂でした。若干ですが遊びがあり、少しの力でも十分回せます。ヘッドの口は最大60mmまで開くので、いろいろな太さのパイプに使えますね。
口を開きたい時はヘッドを上にした状態で時計回り、口を閉じたい時は反時計回りに回します。リングを回すだけで固定できるのも、使い勝手がいいと感じました。
実際にヘッドにパイプを噛ませてみました。ヘッドを固定した時は少し遊びがあるように感じましたが、レンチを回し始めるとヘッドがパイプをがっしりキャッチしてくれているのが分かります。
レンチ自体に重さがあるので、パイプをしっかり固定できてさえいればわずかな力で回していけます。従来のペンチは固定しにくい上に常に力を入れなくてはいけないので、同商品の方が使い勝手がいいですね。本格的なDIYに挑戦する時に、手元にあれば心強い商品だと思います。
同商品の利用者は「コスパが良くて非常に満足」「作りが緻密なので長く使えます」と大満足の様子。サクサクと作業を進めてくれそうな「パイプレンチ」は、工具箱になくてはならない存在になりそうです。