「家電大賞」は、「GetNavi(ゲットナビ)」と、日本唯一の白物家電ニュースサイト「家電Watch」が共同で開催している総合家電アワード。昨年11月24日に2016年を代表する家電83製品がノミネートされ、約1か月半の投票期間(2016年11月24日~2017年1月5日)を経て、ついにグランプリと部門賞が決定しました。
応募総数は8000以上で、GetNavi(GetNavi web含む)と家電Watchの読者が投票。専門家や編集部の加点は行わず、純粋に読者による得票だけで順位を決定しています。
【家電大賞グランプリ】
ノミネートされた83製品の頂点に立ったのは、ダイソンのコードレス掃除機「Dyson V8 Fluffy」。スタイリッシュなデザインに加え、実用性も高いのが特徴で、新開発のモーターを搭載し、吸引力が従来機より15%アップ。新型バッテリーの採用により、最長40分間の運転が可能となっています。
また、グランプリを受賞したダイソンの広報担当からは以下のコメントが届きました。
「Dyson V8 Fluffyは運転音の静かさに加え、十分な稼働時間、ゴミ捨てのしやすさなど、多くの方が抱えていた『こうなったらいいのにな』を反映した製品。これまでの掃除機からさらに改善された製品であることを、評価いただいたのだと思います」(ダイソン コミュニケーションズ部シニアエグゼクティブ赤野景子さん)
また、各部門賞、GetNavi・家電Watch特別賞は以下の製品となっています。
【炊飯器部門】
ZOJIRUSHI
圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」
NW-AS10“南部鉄器 極め羽釜”
新形状の南部鉄器の羽釜と、大火力・高圧力を実現した「プレミアム対流」で、ご飯をふっくら甘く炊き上げる。ボタンを押すと自動でフタが閉まる「スマートクローズ」機能を搭載する。
↑圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」NW-AS10“南部鉄器 極め羽釜”の詳細レビューはこちら
【オーブンレンジ・トースター 部門】
シャープ
ヘルシオ グリエ AX-H1
過熱水蒸気機能を搭載した「ヘルシオ」の小型モデル。過熱水蒸気パワーと加熱時間の設定で、オーブン加熱の約8倍の熱量で加熱する。ノンフライ調理から脱油調理まで、おいしく仕上げる。
【掃除機部門】
パナソニック
「iT(イット)」 MC- BU500J
I字型に切り替わるヘッドで隙間掃除が快適なスティック掃除機。パワーブラシと前面が開くヘッドで、カーペットも壁際も効率よく集じんする。幅72mmのスリムボディで収納性も抜群だ。
【ロボット掃除機部門】
アイロボット
ルンバ960
先進のナビゲーションシステムを搭載し、最大112畳を隅々まで掃除できる機種。ゴミの多い場所で自動的に吸引力を上げる機能を装備する。専用アプリを使えばスケジュール設定も簡単。
↑ルンバ960とブラーバ ジェット240の詳細レビューはこちら
【キッチン家電部門】
バルミューダ
BALMUDA The Pot
ノズルの形状にこだわり、狙った場所に思い通りの湯量を注げる電気ケトル。傾き角度を変えれば、素早くお湯を注ぐこともできる。本体のマットな質感やハンドル先端のランプがおしゃれ。
【エアコン部門】
ダイキン工業
うるさら7(Rシリーズ)
天井に沿った気流と壁に沿った下向き気流を組み合わせ、人に直接風を当てずに部屋全体を素早く冷暖房。設定温度に到達後も熱交換器の使用量を調整し、快適な温度と湿度を維持する。
【季節家電部門】
シャープ
プラズマクラスター空気清浄機
蚊取空清 FU-GK50
薬剤を使わず蚊を捕える空気清浄機。蚊が好む紫外線で誘い出し、吸引する気流と粘着シートで捕獲する。「スピード循環気流」で、遠くのホコリも強力集じん。花粉運転モードも搭載する。
【洗濯機部門】
パナソニック
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9700
温水泡洗浄機能に皮脂汚れやニオイ原因菌を落とすコースを新搭載。約65℃の温風でダニを加熱後、洗浄する機能も備える。後方からワイド風を当て、衣類をふんわりスピーディに乾かす。
【身だしなみ部門】
ダイソン
Dyson Supersonic ヘアードライヤー
“羽根のない扇風機”の技術で、2.4㎥/分の大風量を実現。風温を毎秒20回測り、過度な熱から髪を守る。モーターをハンドル部に内蔵しているため、ヘッドが軽く扱いやすいのも魅力だ。
【冷蔵庫部門】
日立
「真空チルド」R-WX7400G
食品鮮度を守る3つの技術を搭載。真空チルド室が食材の酸化を抑え、野菜室の炭酸ガスが野菜を眠るように保存する。冷凍室はアルミトレイが食材を急速冷凍。うまみ流出を抑制する。
【ヘルスケア部門】
タニタ
左右部位別体組成計
インナースキャンデュアル RD-800
家庭用初の、四肢の筋肉の質を評価できる体組成計。アスリートの体調管理に生かせる高精度の脈拍測定を含む26項目もの計測ができる。スマホ連携で、各項目の経時変化も確認しやすい
↑左右部位別体組成計インナースキャンデュアル RD-800の詳細レビューはこちら
【IoT家電部門】
ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool Link
空気清浄機付ファンヒーター
スマホ連携が可能な空気清浄機能付きファンヒーター。室内の空気の質をスマホで確認できるほか、外出先から運転開始することも可能だ。PM0.1レベルの微粒子も99.95%除去する。
【GetNavi賞】
ドウシシャ
電動ふわふわとろ雪かき氷器 DTY-16BK
ふわとろ食感の台湾風かき氷が自宅で作れるモデル。「刃の高さを調整できるため、ふわふわな細かい氷から、ざっくりめな粗いものまで対応できる本格的な仕様がお見事! 台湾風かき氷が作れるというトレンド感も際立ちました。10万台以上売れたのも納得です」(GetNavi編集長・野村)
【家電Watch賞】
ブルーエア
Blue by Blueair
部屋の隅々まで空気を循環させる空気清浄機。「“大きくて、頑丈”という、これまでのブルーエアのイメージを覆す、ポップでかわいらしいデザインが魅力。360度全方向から部屋の空気を取り込んで、きれいな空気を上部から送り出します」(家電Watch編集長・阿部)
ダイソンはグランプリだけでなく身だしなみ部門(Dyson Supersonic ヘアードライヤー)、IoT家電部門(Dyson Pure Hot+Cool Link 空気清浄機付ファンヒーター)で部門賞を獲得するなど、強さを発揮。また、パナソニック(掃除機部門、洗濯機部門)、シャープ(オーブンレンジ・トースター部門、季節家電部門)はそれぞれ2つの部門賞を獲得。昨年グランプリだったバルミューダ(BALMUDA The Toasterで獲得)は、キッチン家電部門で新製品の電気ケトルが部門賞に選ばれました。
家電大賞2016は、受賞イベントを二子玉川 蔦屋家電(東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット)で3月24日(金)に開催。グランプリに輝いたダイソン「Dyson V8 Fluffy」のタッチ&トライや、部門賞受賞製品の一部を展示します(イベントは10:00~17:00まで)。
また、受賞イベントの内容は後日レポート。家電Watch(http://kaden.watch.impress.co.jp/)でも掲載されます。