サンタクロースといえば、白髪と白いひげを生やしたぽっちゃり体型の白人おじいさん。いつのまにか私たちの間で定着してしまったサンタクロースのイメージですが、AIが予測する未来のサンタクロースは、スリムな黒人男性だったり、ファンキーな黒人女性だったりするようです。
写真やイラストなどのサイト「FreePik」にはAIによる画像生成機能があり、今回そのAIを使って、2020年から2050年のサンタクロースの姿について予測が行われました。その結果は以下の通りです。
2020年代: スタイリッシュな黒人男性サンタ
2020年代は多様性に焦点が当てられている時代。そんなダイバーシティの時代背景を反映したサンタクロースは、スリムな体型の黒人男性です。白髪と白いひげは、これまでのサンタクロースのイメージを踏襲していますが、それ以外の姿はがらっとイメージを変えています。身に着けている衣装が赤のシャープなジャケットになっているところも目新しいですね。
2030年代: 近未来的な黒人女性サンタ
2030年代になると、テクノロジーがさらに発達して、近未来的な雰囲気がプラスされるようです。AIは若い黒人女性がサンタクロースになると予測。耳にはピアスを、手首にはブレスレットをじゃらじゃらと付けていて、ファンキーな要素もあるようです。
2040年代: ノンバイナリーなサンタ
2040年代には、サンタクロースが包括性の役割を担うとAIが予測。「男性」「女性」といった枠にあてはめようとしない「ノンバイナリー」を感じさせる人物の姿になるとみているようです。
2050年代: ボットになったサンタ
テクノロジーがさらに発展していくと考えられる2050年代。AIはサンタクロースがボットになっていると予測しました。サンタの両目は、デバイスの電源が入っているとわかるようにオレンジ色に光っています。
今回、FreePiKのAIが予測した未来のサンタの姿は、ちょっと突飛なものと感じられるかもしれません。しかし、AIの台頭は目覚ましく、いまから30年後にどうなっているかはわからないもの。人々の価値観も大きく変わり、ここで紹介したようなサンタが本当に求められるようになるかもしれません。
【主な参考記事】
New York Post. Santa of the future? AI predicts what Father Christmas could look like in 2050. November 22 2024