日本で開催されているラグビーワールドカップ。10月26日に行われた準決勝では、イングランドが2連覇中の王者ニュージーランドを19-7で下した。
かつて日本代表のヘッドコーチだったエディー・ジョーンズ氏が率いるイングランド。そこには、あのウサイン・ボルトよりも速いと評された選手が存在する。
イングランドの快足ウィング、ジョニー・メイだ。
22' ENG 14 – 3 AUS
TRY | And another one for @J0nnyMay! @Sladey_10 with a kick ahead and the winger wins the race to touch down for his second. @owen_faz slots the conversion. #ENGvAUS #CarryThemHome
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— England Rugby (@EnglandRugby) October 19, 2019
『Sky Sports』などによれば、彼は2017年に40メートル走で秒速10.49メートルを記録したそう。単純換算では100メートルを9.53秒で走ることになり、ボルトが持つ9.58秒の世界記録を上回ることになる。
しかも、この時のメイは怪我明けだったそうで、ジョーンズHCも世界最速ウィングになれると太鼓判を押しているとか。
ただ、本人は「ラグビーでスプリントするときは全てを解放して全速力で走るので(スプリンターとは)違う規律だ。スプリンターは走りを鍛え上げるために訓練されている。そして、僕らが近寄ることができないスピードを叩き出す。でも、彼らはラックをしたり、ハイボールをキャッチする必要はない」と違いを語っている。
そのメイが2014年のオールブラックス戦でやった爆走トライがこれ。
Countdown to #ENGvNZL
26.10.19 | 09:00 BST | @ITV
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188cm90kgという巨漢でぶっちぎる!これは桁違いに速い…。
29歳になった彼は、今大会でも3トライを記録している。
Huge honour to lead the team out yesterday ??????? Thanks again for all the support. #weartherose ? pic.twitter.com/uha8364RFR
— Jonny May (@J0nnyMay) October 20, 2019
メイは2トライを決めたオーストラリアとの準々決勝でハムストリングを負傷。準決勝のニュージーランド戦は先発出場しながら後半4分の途中交代となったが、11月2日に迎える運命の決勝、南アフリカ戦に出場するようであれば改めてその快速に注目したい。