サッカーのドイツ1部リーグ、フォルトゥナ・デュッセルドルフとキットサプライヤーのUhlsport(ウールシュポルト)は10月29日、胸にドクロをプリントした特別なユニフォームを発表した。
デュッセルドルフとドクロのコンビ。これに見覚えのあるユニフォームファンは相当なマニアだ。今回のデザインは、あのDie Toten Hosenへのオマージュとなっている。
デュッセルドルフ出身のパンクロックバンドDie Toten Hosen(ディ・トーテン・ホーゼン、以下DTH)は、かつてのユニフォームスポンサー。トップチームとユースチームのキットにバンドのロゴマークを掲出していた(上写真)。
■Fortuna Düsseldorf 2019-20 Uhlsport Fourth ‘Die Toten Hosen’
今回の特別ユニフォームは、クラブとDTHのパートナーシップ30周年を記念したもので、胸にドクロのロゴが帰ってきた。
ボーダー柄はバンドのロゴマークを掲出していた2001-02シーズンのキットを彷彿。シャツ右裾にはDTHの名を刻んだジョックタグを装着する。
背面にはボーダーが入らず、シンプルにブラック一色。首元にはDTHの曲名“Alles Aus Liebe”がレタリングされている。
胸部分は通常「HENKEL」のスポンサーロゴを付けるが、今回はスポンサー側がDTHへ敬意を表して、ドクロロゴのプリントを快諾した。
画像のユニフォームを着た男性は、DTHでボーカルを務めるカンピーノ(Campino)だ。
11月23日にホームで行われるバイエルン・ミュンヘン戦で、チームはドクロのユニフォームを着用する予定。国内の“絶対王者”を葬り去るがごとく果敢に挑む姿を期待したい。