GoProのHEROシリーズは、全世界で圧倒的な支持を集める“アクションカメラの雄”。日本市場でも、パナソニックやソニーといった国内大手メーカーをおさえてシェア1位を誇っています。
今回は、GoPro HEROシリーズのなかから、注目の5機種をご紹介します。
モニターを新搭載して使い勝手が著しく向上したエントリー機
HERO+ LCD
実売価格4万2120円
2015年7月発売
本体とハウジングが一体化したエントリー機のHEROに液晶モニターを搭載し、使い勝手を高めたモデル。1080/60p(フルHD)動画のほか、800万画素の静止画も撮影可能です。本体だけでトリミングなどの動画編集を行える点も便利。
●フルHD動画撮影
●Wi-Fi対応
●一体型ハウジング 40m防水
●撮影時質量 約128g
4K/30p映像を撮影できる超高画質モデル
HERO4 ブラック アドベンチャー
実売価格6万9120円
2014年10月発売
4K/30pの高解像&高フレームレート撮影に対応する最上位モデル。液晶モニターは非搭載ですが、別売のオプション(1万800円)で追加可能です。Wi-FiやBluetoothとの接続もスムーズ。
●4K/30p動画撮影
●Wi-Fi対応
●ハウジング 40m防水
●撮影時質量 約151g
タッチ操作で使いやすい4K撮影対応モデル
HERO4 シルバー アドベンチャー
実売価格5万3990円
2014年10月発売
HEROシリーズで初めて液晶モニターを搭載したモデル。本体の設定や、撮影した動画の再生がタッチ操作により直感的に行えます。4K/15p動画撮影のほか、静止画の高速連写(毎秒30枚)に対応。
●4K/15p動画撮影
●Wi-Fi対応
●ハウジング 40m防水
●撮影時質量 約146g
シンプル機能の低価格入門機
HERO
実売価格2万1060円
2014年10月発売
防水/防じん/耐衝撃のハウジングを一体化したエントリーモデル。撮影動画の解像度はフルHD、液晶モニターは非搭載と、機能は最小限ですが、価格は2万円強とリーズナブル。
●フルHD動画撮影
●Wi-Fi非対応
●一体型ハウジング 40m防水
●撮影時質量 約111g
シリーズ最小・最軽量で使い勝手抜群の最新モデル
HERO4 Session
実売価格5万6160円
2015年7月発売
HERO4と比べて50%の小型化、40%の軽量化を果たしたシリーズ最新モデル。本体のみで40m防水に対応しています。液晶モニターは非搭載ですが、Wi-FiやBluetoothによりスマホや専用リモコンと接続可能で、操作性も上々です。
●フルHD動画撮影
●Wi-Fi対応
●本体 40m防水
●撮影時質量 約74g
今回ご紹介した、スタンダードモデルのHERO+ LCDは、価格を4万円ほどに抑えつつタッチ式モニターを搭載し、使い勝手は抜群。また、上位モデルのHERO4は、ブラックが4K/30pの超高画質映像を撮影可能で、4K/15p映像が撮れるシルバーはタッチ式モニター付きと、すみ分けがなされています。そして、最新モデルのHERO 4 Sessionは4K動画撮影に非対応、モニターも非搭載ですが、タフ性能と圧倒的な軽量コンパクトを実現しています。
ユーザーの目的や撮影シーンに応じて、それぞれに適したモデルを揃えるのが、HEROシリーズの一番の魅力といえるでしょう。専用アクセサリーが充実しているのも、高い人気を誇る要因のひとつ。ニッチな用途のものも多いが、撮影を極めたい人にはうれしいアイテムばかりです。