日本時間4月20日、ダルビッシュ有が在籍しているサンディエゴ・パドレスが、ユニフォームの袖にスポンサーロゴを付けることをツイッターで発表。この投稿にファンからは賛否の声があがっている。
hellomoto.
Introducing the newest Padres partner, @motorolaus! Jersey patch coming in 2023. pic.twitter.com/zFwT2WFwl2— San Diego Padres (@Padres) April 19, 2022
「最新のパートナー、モトローラをご紹介!」と題した動画では、中心選手の迫力あるプレー動画に続き携帯電話メーカー「モトローラ」のロゴパッチを紹介。2023年シーズンから左打者と左投手には右袖、右打者と右投手は左袖にパッチが付くという。
今回、オフに行われた労使交渉が決裂しロックアウトに突入。開幕が当初の予定より1週間ほど遅れたが、そこで決まった新労使協定のなかで、ユニフォームへのパッチ広告とヘルメットへのステッカー広告が合意された。
言われてみれば、これまであまり気にしていなかったが、各チームのユニフォームやヘルメットに広告は見当たらない。サッカーや日本プロ野球ではよく見るが、メジャーリーグ(MLB)ではこれまで許可されていなかったのだ。2019年に行われた日本開幕戦などは、見ていてどこか違和感を覚えたのは袖に広告が付いていたからかもしれない。
Game Recap: Mariners power past A’s on Opening Day (3/20/19)(クリックでYouTubeへ)
よく見ると、全チームのキャップに「NEW ERA」ロゴ、ユニフォームの右胸には「ナイキ」のロゴが入っているが、これはどちらも全球団に採用される公式サプライヤーだ。
なお、2020年にナイキが採用された際には、MLBがロゴを入れることを公式ツイッターで発表し、賛否両論の物議を醸している。
We just did it.
Introducing the new @Nike jerseys for the 2020 season. ? pic.twitter.com/nHLomYfPOK
— MLB (@MLB) December 9, 2019
ユニフォームのパッチ広告は2023年シーズンから、ヘルメットのステッカー広告は今年のポストシーズンから解禁される予定。
ちなみに名門ニューヨーク・ヤンキースのホームユニフォームには、広告はおろか背ネームさえ入っていない。今後パッチ広告が付くのだろうか。またその広告料はどれほどの額になるのか。関心は尽きない。