仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する「文房具総選挙」。記念すべき10回目となる「文房具総選挙2022」は、2021年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具100商品が選出されました。
まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここではトレンド部門「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門の結果をお伝えします。
【トレンド部門】「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門の部門賞と上位商品は?
デスク下収納やマウスも置けるPCスタンドなど、かゆいところに手が届く商品が多数。コロナ禍で蓄積された、リアルなノウハウを生かした商品が増えています。
■第1位
さりげなく収納を増やせる、デスク下の力持ち
カウネット
テレワークハングラック
2295円
テーブルや引き出しのない机に引っ掛けると、デッドスペースが収納スペースに早変わり。耐荷重が約3㎏で、A4書類が入るメインの荷室にはノートPCやタブレット端末なども入れられる。底板が入っているため、安定感も抜群。
【コレではかどる!】
仕事道具を探す手間をカット
机上の空間を圧迫せずに、収納スペースを増やせる。テレワークに必要な仕事道具がまとまることで、モノを探す手間もカット。リモコンやティッシュなど、日用品の収納にもオススメだ。
■第2位
スタンディングワークを手軽に取り入れられる折りたたみ式スタンド
カウネット
スタンディング用PCスタンド パタスタ
5478円
マウスを置くスペースを備え、従来のスタンディングワーク用のPCスタンドではできなかった、広々としたスペースでの作業を可能にする。使わないときは折りたため、場所を取らずに収納できる。
【コレではかどる!】
腰への負担を抑え集中力もアップ!
座りっぱなしによる腰への負担を軽減。立って仕事をすることで集中力が維持され、作業効率のアップも期待できる。X型の土台には見た目以上の安定感があり、キーボードを叩いてもグラつかない。
■第3位
中身の取り出しやすさと探しやすさを極めた大型ケース
レイメイ藤井デテクールコンボ
4950円
文房具やPC周辺ツールをひとまとめにできる大型ケース。中身の取り出し動作をスムーズに行えるよう、2つのユニットは約30度に傾く。ユニットごとケースから取り出して使うこともできる。
【コレではかどる!】
奥に入ったモノも見つけやすい
約30度に傾くことで出し入れ動作がしやすくなるだけでなく、ユニット内部が覗け中身を探しやすくなるのもポイント。開けたフタは背面の磁石で固定される。社内での移動などに便利な持ち手付きだ。
■第4位
ソファに座ると膝の上が快適デスクに変身
ソニック
ユートリム 広々ひざ上デスク 裏面クッション&アームレスト付
3850円
ソファなどで膝の上に置いて使う、クッション付きのデスク。手の疲れを低減させるアームレストは、PCの滑り落ちを防ぐストッパーにもなる。タブレットを立てられるスリット付き。
■第5位
トビラを開くだけで集中できるスペースが誕生
カウネット
折りたたみブースデスク オレルタ
3万2780円
トビラが周囲の視線を遮るパーテーションになる、ブース付きのデスク。デスクの前面に配線穴があり、机上に電源タップを置く必要がない。有孔ボードには、フックで小物を吊り下げられる。
※価格はすべて消費税込み。
「文房具総選挙2022」結果発表まとめ
最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門・100もの商品がノミネート。その頂点に立ったのは? また該当部門を制したのはどの文房具?
大賞に輝いた文房具は、今回新設された部門から輩出された。
【トレンド部門】
・在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門
在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出した。 15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?・キッズの学習がはかどる文房具 部門
子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めている。15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?・SDGs文房具 部門
文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てた。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?【機能別部門】
・書く 部門
「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもある。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?・記録する 部門
最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?・収納する 部門
例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?・切る・貼る・綴じる 部門
開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出された。10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?・印をつける・捺す 部門
ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん付箋やタグにも良品が揃った。その第1位と上位入賞商品は?今回の選考委員は、文房具のプロたち8名から結成された。彼らが独自の視点で100点からたった1点、選んだ文房具とは?