文房具
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2022/5/24 7:10

【文房具総選挙2022】結果発表! 記録する部門首位はクリップボードと書類ホルダーの良いトコ取りした文房具

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。記念すべき10回目となる「文房具総選挙2022」は、2021年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具100商品が選出されました。

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここでは機能別部門「記録する」部門の結果をお伝えします。

【機能別部門】「記録する」部門の部門賞と上位商品は?

1位のクリップホルダーは、実際に医療現場で愛用しているという声が多く寄せられた商品。1、2位ともに、聞いただけで何が便利かがわかる商品名なのもポイントです。

 

■第1位

クリップボードと書類ホルダーの良いとこどり

コクヨ
書類がすっきり分けられるクリップホルダー
880円

表紙の内側に、インデックス付きのポケットを3つ搭載したクリップボード。ボードの裏面には、A4サイズのクリアホルダーが入るポケットもある。ペンホルダーになるくぼみや、表紙が開くのを防ぐゴムバンド付き。

 

↑ポケットの口が段になっていることに加え、端が浮いているため、片手でも書類を出し入れしやすい

 

【コレではかどる!】
医療現場で使いやすい工夫がたっぷり
複数の書類を持ち歩いたり、立ったままの姿勢で書き込んだりすることの多い、医療や介護の現場で活躍。色も病院などで使いやすいラインナップだ。アルコールや次亜塩素酸で消毒できる。

 

■第2位

メモを書き込める、2Way仕様のマウスパッド

カウネット
パッとメモできるマウスパッド パメモ
657円

メモ帳としても使えるマウスパッド。マウスの可動域にかかりにくい上部は日付記入欄付きのTo Do、下部は罫線になっている。上部に穴が開いており、フックなどに吊り下げることも可能だ。

【コレではかどる!】
滑り止め付きで片手でも書き込める

台紙の裏面に滑り止め加工が施されており、片手でも書き込みやすく、電話中のメモにも活躍。マウスを動かしてもページがめくれないよう、右辺と底辺の2辺がのり付けされている。

 

■第3位

机の上に立てたり持ち運んだりできる、自分専用のホワイトボード

学研ステイフル
Write White + ホワイトボードノート
1320円(A5タイプ)、1430円(B5タイプ)

ホワイトボードを綴じたノートの最新モデル。従来モデルは無地のみだったが、To Doが1ページ、方眼が3ページ加わった(無地は2ページ)。0.8mm径のホワイトボード用マーカーも付属する。

【コレではかどる!】
透明シートが筆記面を保護

A5タイプ(ピンクと黒)は、卓上カレンダーのように広げると自立する。ページの間には、書き込みが擦れるのを防ぐ透明シート付き。透明シートにも書き込めて、重ね書きできる。

 

■第4位

タテ・ヨコどちらの向きでも使える、ページ番号入りノート

ダイゴー
isshoni.ノートナンバー
1045円(B6)、1100円(A5)

検索性に優れるページ番号入りのノート。ページごとのタイトルを巻頭のインデックスに記入して使う。ページ番号が斜めに印刷されているため、ノートはタテ・ヨコどちらでも使える。

 

■第5位

挟み込むだけでOKのルーズリーフ用ホルダー

キングジム
ルーズリーフイン
ホルダータイプ
550円

ルーズリーフの収納に特化したホルダー。ルーズリーフをポケットに挟むだけで、分類・閲覧できる。綴じ具がなく、スリムで持ち運びもラク。ポケットは4つあり、それぞれ最大10枚まで収納可能だ。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙2022」結果発表まとめ

最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門・100もの商品がノミネート。その頂点に立ったのは? また該当部門を制したのはどの文房具?

【大賞・準大賞】

大賞に輝いた文房具は、今回新設された部門から輩出された。

【トレンド部門】

・在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門
在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出した。 15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・キッズの学習がはかどる文房具 部門
子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めている。15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・SDGs文房具 部門
文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てた。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

【機能別部門】

・書く 部門
「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもある。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・記録する 部門
最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・収納する 部門
例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・切る・貼る・綴じる 部門
開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出された。10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・印をつける・捺す 部門
ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん付箋やタグにも良品が揃った。その第1位と上位入賞商品は?

【選考委員特別賞】

今回の選考委員は、文房具のプロたち8名から結成された。彼らが独自の視点で100点からたった1点、選んだ文房具とは?


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