文房具
筆記用具
2022/5/24 7:00

【文房具総選挙2022】結果発表! 筆記具の頂点はジェットストリームの最新多色ペンが奪取

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。記念すべき10回目となる「文房具総選挙2022」は、2021年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具100商品が選出されました。

 

さっそく各部門の結果を発表していきましょう。ここでは機能別部門「書く」部門の結果をお伝えします。

【機能別部門】「書く」部門の部門賞と上位商品は?

軸やペン先といった“外側”をアップデートさせた、定番ブランドの上位モデルが健闘。1位のペンは、見ただけで何が画期的かがわかりやすいというのも強みでした。

 

■第1位

多色ペンなのに、ノールックで黒インキを出せる

三菱鉛筆
ジェットストリーム 新3色ボールペン
550円

使用頻度の高い黒インクのノック棒を、軸のサイドではなく後端に設置することで、直感的な操作が可能に。黒インクには、通常品よりもインクを約70%増量した「長持ちリフィル」を採用。軸割れしにくい設計で、長く使える。

 

↑黒インクのみに後端ノックを採用。樹脂クリップに金属パーツを埋め込むことで耐久性を高めている

 

【コレではかどる!】
書きたいときにすぐ書き出せる
手元を見なくても黒インクを出すことができ、書き出すまでのスピードが格段にアップ。後端ノックと赤・青のスライドノックの機構が連携しているため、どのノック棒を押しても色を解除できる。

 

■第2位

安定した書き味で、記憶に残る文字が書ける

三菱鉛筆
ユニボール ワン F
330円

「スタビライザー機構」により、低重心で安定した書き味を叶えたゲルインクボールペン。軸に日常で目にする身近な色を採用し、「葉雫」や「霜柱」など、情緒を感じる名前を付けている。

【コレではかどる!】
くっきりかけて記憶に定着しやすい
軽い力でも安定してスラスラ書け、手が疲れにくい。一般的なゲルインクよりも黒はより濃く、カラーはより鮮やかに発色する「ユニボール ワンインク」を搭載。書いた内容が記憶に残りやすい。

 

■第3位

新機構を搭載し、滑らかな書き味と細書きを両立

ゼブラ
サラサナノ
220円

ジェルボールペン「サラサ」の極細タイプ。極細ながらも、サラサラと滑らかな書き味を楽しめる。ボール径は0.3mm。カラバリが豊富な「サラサ」シリーズらしく、インクは32色展開だ。

【コレではかどる!】
スプリングで引っ掛かりを抑制
ペンの上部にスプリングを加えた「うるふわクッション」が、ペン先の紙への引っ掛かりを抑え、インクフローを安定させている。金属製の先端は、書いている面が見やすい形状で、低重心も叶えている。

 

■第4位

3種類の黒インクと上質なデザインで個性を表現

サクラクレパス
ボールサイン iD
プラス
385円

3色の黒インクから自分好みの黒を選び、個性を表現できるボールペン。削り出しの金属ペン先が、低重心で安定した書き心地を生んでいる。光沢感のあるシルバークリップが上質感も演出。

 

■第5位

静音に着目した、ボールペン界のニュータイプ

ぺんてる
カルム 単色ボールペン/3色ボールペン/多機能ボールペン
165円(単色)/440円(3色)/550円(多機能)

ペン先を出し入れするときのノック音を従来品に比べて66%低減し、ノックをするときに手に感じる衝撃も和らげている。従来品の油性ボールペンに多い、“ボテ”が出にくいインクを搭載。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙2022」結果発表まとめ

最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門・100もの商品がノミネート。その頂点に立ったのは? また該当部門を制したのはどの文房具?

【大賞・準大賞】

大賞に輝いた文房具は、今回新設された部門から輩出された。

【トレンド部門】

・在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門
在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出した。 15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・キッズの学習がはかどる文房具 部門
子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めている。15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・SDGs文房具 部門
文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てた。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

【機能別部門】

・書く 部門
「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもある。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・記録する 部門
最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・収納する 部門
例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・切る・貼る・綴じる 部門
開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出された。10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・印をつける・捺す 部門
ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん付箋やタグにも良品が揃った。その第1位と上位入賞商品は?

【選考委員特別賞】

今回の選考委員は、文房具のプロたち8名から結成された。彼らが独自の視点で100点からたった1点、選んだ文房具とは?


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