文房具
2022/5/24 7:40

【文房具総選挙2022】結果発表! 印をつける・捺す部門はハンコ文化の逆襲を予感させるラインナップに!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。記念すべき10回目となる「文房具総選挙2022」は、2021年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具100商品が選出されました。

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここでは機能別部門「印をつける・捺す」部門の結果をお伝えします。

【機能別部門】「印をつける・捺す」部門の部門賞と上位商品は?

近年の宅配需要の増加を反映して、ひとつで複数の機能を持った便利アイテムが上位に。付箋類は、もともと人気の商品シリーズから登場した新商品が票を集めました。

 

■第1位

開梱から箱の片付けまでが、これひとつで完了!

プラス
ローラーケシポン 箱用オープナー
1100円

ダンボールオープナーと個人情報保護スタンプがひとつに。スタンプには、独自開発したアルファベットパターンが採用され、文字情報を読み取りにくくする。感熱紙などのつるつるした紙にもしっかり捺せるインクを採用。

 

↑オープナーはOPPテープもしっかり切れる引っ掛かりのあるギザ刃。スタンプは紙の上を転がして使うローラータイプだ

 

【コレではかどる!】
荷物受け取り後の作業がスムーズに
玄関に置いておけば、荷物を受け取ったときに開梱から個人情報の目隠しまで、一気に行える。自立し、場所を取らずに保管できるのも魅力。オープナーの刃はロック機能付きだ。

 

■第2位

小物をかけるフックや磁石にもなる、3Way仕様のハンコ

INYUSHA
ドアPETAハンコ
1980円〜

強力磁石を内蔵し、玄関ドアやデスクの引き出しなどにも貼れるハンコ。マスクなどを掛けるフック、メモなどを挟める磁石の一台3役をこなす。インクを補充すれば繰り返しの使用が可能。

【コレではかどる!】
玄関周りのプチ悩みを解決!

玄関のドアに貼っておけば、宅配便が届いたときにサッと取り出せる。カギやエコバッグなど、持っていくのを忘れがちなモノを掛けておくと便利だ。ボディが八角形で、机の上に置いても転がりにくい。

 

■第3位

好きな色を組み合わせて作る、オリジナルインクのパッド

シヤチハタ
いろづくり
440円(スタンプパッド本体)/330円(専用インキ)/1980円(はじめてセット)

好きな色の「専用インキ」を塗布して、世界にひとつだけのスタンプパッドを作れる。複数のインクを混ぜたオリジナル色や、まだら模様の盤面などの作成も可能。インクは29色展開だ。

【コレではかどる!】
素早く乾き作業がサクサク進む
同社独自のインクが使われており、印影が約3秒で乾く。一方、フタを開けたままにしてもパッドは乾かない。盤面には、ハンコを軽く押すだけで鮮明に捺せる、極細繊維の盤面表布を採用。

 

■第3位

本のお供に最適な、しおりのようなフィルム付箋

カンミ堂
ココフセンページ
297円

ケースのフチ部分が0.7㎜と薄く、しおりのように本に挟みやすい付箋。本やノートの行に貼るのに適した細幅に設計されている。半透明のフィルム付箋のため、下の文字が隠れず見やすい。

 

■第5位

ページ内の項目を目立たせながら、ページもマークできる

ビバリー
ココサス ポップアップ
572円

ミシン目が入った矢印柄の付箋。ページ内で目立たせたい箇所に貼ってから、ミシン目で切り離せば、矢印の軸側がブックマーカーになる。ケースには手帳などに引っ掛けられるクリップ付き。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙2022」結果発表まとめ

最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門・100もの商品がノミネート。その頂点に立ったのは? また該当部門を制したのはどの文房具?

【大賞・準大賞】

大賞に輝いた文房具は、今回新設された部門から輩出された。

【トレンド部門】

・在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門
在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出した。 15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・キッズの学習がはかどる文房具 部門
子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めている。15商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・SDGs文房具 部門
文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てた。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

【機能別部門】

・書く 部門
「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもある。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・記録する 部門
最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・収納する 部門
例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・切る・貼る・綴じる 部門
開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出された。10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

・印をつける・捺す 部門
ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん付箋やタグにも良品が揃った。その第1位と上位入賞商品は?

【選考委員特別賞】

今回の選考委員は、文房具のプロたち8名から結成された。彼らが独自の視点で100点からたった1点、選んだ文房具とは?


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