ダニ類が合計で832頭。――これは、7月5日から行われたダイソンのキャンペーン「100人の寝どこ」で明らかになった自宅の布団のデータです。果たしてこの結果はいいのでしょうか、悪いのでしょうか?
ダイソンの布団クリーナーで取れたゴミの成分を調べてくれる!
さて、「100人の寝どこ」とは、最大100名が体験モニターとして参加できるキャンペーン。モニターに当選のうえ、対象期間中に同社の布団クリーナー「Dyson V6 Mattress+」(実売価格3万7800円・以降V6 Mattress+)で自宅の布団掃除を行い、その体験をSNSで投稿、およびアンケートへの回答を行えばV6 Mattress+がプレゼントされます。さらに興味深いのは、自宅の布団で吸い取ったゴミを送付すると、成分を調べて教えてくれるとのこと。今回、運よくそのモニターに選ばれましたので、以下にその様子をレポートしていきます。
自宅の布団でゴミを採取して研究所に送る!
まずは、ダイソンから拝借したV6 Mattress+で検体を採取。自宅の布団の決められた範囲にマスキングテープを貼り、その内側をV6 Mattress+でかけていきます。操作は快適。ある程度の吸い付きはありますが、本体が軽いので動かしにくいことはありません。ミニ モーターヘッドのブラシがサリサリとゴミをかき取る感触が小気味よく、しっかり掃除できてるな、という印象です。
しばらくかけていると、クリアビンの内部には細かい綿ぼこりと粉じんがみるみるたまっていき、最終的には気持ち悪いくらいたんまりゴミが獲れました。これをジップ付きのナイロン袋に入れて、ダイソンの研究所に送付。これであとは結果を待つばかりです。願わくば、中途半端な結果にはなって欲しくないですね。どうせなら、何らかの爪あとが残せればいいのですが……。
ついに結果が到着! 結果はやっぱり悪かった!
待つこと2か月あまり。ついに結果が到着しました!
検体の重量は0.91g。主な検査結果は以下の3つです。
①ダニアレルゲンの量 コナヒョウヒダニ由来0.24ng/mg、ヤケヒョウヒダニ由来93.9ng/mg。合計94.14ng/mg
②室内塵性ダニ類の数 ヤケヒョウヒダニ成虫 567 頭、幼虫 191 頭(合計758頭)、ミナミツメダニ74 頭、合計832頭 ※いずれも体の一部(破片を含む)
③含まれていたカビ数 5.1×10の6乗 cfu (510万cfu)/塵全量
結果を見ると、やっぱりヤケヒョウダニが多い! こんなにもたくさんの命とともに夜を過ごしていたなんて、恐ろしさを通り越して神秘的ですらあります。カビの量も、モニター全体からすると悪かったようです。こうして結果を見てみると、改めて布団掃除の大切さを思い知ります。今回はまだ1枚の布団のオモテをかけただけなので、布団のウラや掛け布団、その他の布団を合わせると、いったいどれだけのハウスダストが残されているのでしょう。お子さんのいる家庭では特に気になりますよね。
たとえ空気清浄機でハウスダスト対策を取ったとしても、ダニの温床である布団を放っておいては意味がありません。日々、布団掃除は意識して続けていかなくては……そんなことをデータで教えてくれた本キャンペーンに、改めて感謝です。また、本気で対策をするなら、しっかり吸って微細な粉じんも逃さない、V6 Mattress+は有力な選択肢となるはず。みなさんも、今回の結果をひとごととは思わず、自分の布団について考えてみてください!