米テキサス州の田舎町に設置された1台のトレイルカメラが捉えたのは、奇妙な生き物の姿。地元当局すら困惑し、「スキンウォーカーではないか?」という声があがっています。
生き物の動きを感知して撮影を開始するトレイルカメラ。テキサス州の小さな町、シュレンバーグに住むマイケルさんは、3つの狩猟場に3台のトレイルカメラを設置しています。普段カメラに映る動物にはコヨーテ、シカ、ウサギ、アライグマ、キツネなどがいるそう。
そんなマイクさんのカメラの1台が先日、謎の生き物を捉えたのです。あたりは暗く白黒の映像であるため、はっきりと映っているわけではありませんが、確かに4本の足が映っていたとのこと。
マイクさんは最初、身体の大きさからして「サルだと思った」そう。しかし、鼻が長く、頭頂部は小さく、背中にはコブのようなものが見え、どうやらサルとは異なる生き物のようだと考えるようになりました。テキサス州公園野生生物局に問い合わせたものの、画質が悪いため生き物の特定は難しいという返答でしたが、「オジロジカの子どもにしては、身体が小さ過ぎる」と言われ、当局すらこの謎の生き物に困惑しているようなのです。
そこで、マイクさんは家族や友人などにこの映像を見せたところ、「スキンウォーカーではないか?」という見方が浮上。スキンウォーカーとは、米国南西部の先住民族であるナバホ族に伝わる伝説の生き物。もともとヒーラーや医療関係者だったのが、超自然的な存在になったという言い伝えで、人間の姿をしているけれど目は赤く光るなど、動物的な性質があるのだとか。
また、大きな牙と耳を持つ伝説の生き物「チュパカブラ」ではないかという声もあったそうです。
いずれにせよ、正体不明のこの生き物。マイクさんのカメラがその日に収めた約100本の動画のうち、その生き物が映っていたのは1本だけだったそうです。マイクさんが根気よく今後も撮影を続けていれば、再びこの生き物が現れるかもしれません。
【主な参考記事】
Daily Mail. Mysterious four-legged ‘skinwalker’ creature spotted in US state baffles wildlife experts. September 18 2024