観戦中に探すと楽しい!ハイセンスの知られざる「ベイスターズ支援」の実態をVIPルームからお届け

ink_pen 2025/9/5
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観戦中に探すと楽しい!ハイセンスの知られざる「ベイスターズ支援」の実態をVIPルームからお届け
安蔵 靖志
あんぞうやすし
安蔵 靖志

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。

高コスパなテレビで大いに知名度を上げつつある総合家電メーカー・ハイセンス。現在は、さまざまな形でスポーツ振興に貢献しているのをご存じでしょうか。過去の例ではFIFAワールドカップ(2018年・2022年)やFIFAクラブワールドカップ2025の公式スポンサーとなったほか、日本においてもスポーツを通じて地域活性化とブランド認知の向上に取り組んでいます。その代表的な例が、プロ野球チーム・横浜DeNAベイスターズ(以降ベイスターズ)の支援です。このたび、その取り組みについて、「ベイスターズの試合をVIPルームで観戦がてら取材しませんか?」と誘われましたので、「ぜひ!」とばかりにうかがいました。

バックネット裏のVIPルームで試合を観戦!

取材当日の8月5日、横浜スタジアムにやって参りました。案内されたのは、バックネット裏の上段に配置された個室観覧席「NISSAN STAR SUITES」の一室。いわゆるVIPルームです。大きな窓からは球場が一望できるので、クーラーの効いた部屋で試合を観戦することも可能。また、窓を開けて外へ出るとそこはプライベートな観戦シートとなっているので、スタジアムの熱気を肌で感じながら応援できます。

↑「NISSAN STAR SUITES」のラウンジ。壁にはハイセンスの大型テレビが設置されています。
↑この日は広島カープとの対戦。ベイスターズの攻撃時には窓の外へ出て観戦しました。

探してみると面白いハイセンスの広告

さて、お楽しみの食事…の前に、まずは取材といきましょう。ハイセンスがベイスターズとスポンサー契約を結んだのは2023年1月から。ベイスターズの本拠地である横浜スタジアム内にハイセンスの広告を掲出しています。たとえば、室内のテレビで見ると、横浜スタジアムのピッチャーマウンドには、白い文字で「テレビはHisense」というロゴが書かれていますね。観客席から見えることはほとんどありませんが、テレビカメラの画角にはうまく収まるよう書かれているようです。

↑テレビ画面のマウンド部分に「テレビはHisense」と表示されています。

このほか、渋いところでいえば、リプレイ検証時には「Hisense」ロゴとともに「大画面テレビはハイセンス」という文字がスクリーンに表示されます。この日も8回表の広島カープ攻撃時、広島・末包昇大選手の一塁アウトの判定を巡って広島カープがリクエストを行い、リプレイ検証が行われました。検証中のみの貴重な時間なので、実際に体験するとちょっとトクした気分になります。

↑リプレイ検証時には「Hisense」ロゴとともに「大画面テレビはハイセンス」という文字がスクリーンに表示されます。

交流イベント「Hisense ハマスタバトル」で4回裏終了後を盛り上げる

2023年4月からは横浜スタジアムでの公式戦において「Hisense ハマスタバトル」を開催し、4回裏終了後のひとときを大いに盛り上げています。これはベイスターズオフィシャルパフォーマンスチーム「diana」と、オフィシャルファンクラブ「BlueMates」の会員から抽選で選ばれたメンバーがリレー対決するというもの。


↑「Hisense ハマスタバトル」がスタート!

「2023年ハイセンス様の協賛初年度から実施しており、3年目となる大人気イベントです。ファンの皆さまの中から当選した3名とdiana3名が本気のリレーを行うのですが、競っている中でバトンエラーがあったり、大逆転劇があったりと最後まで目が離せないところが人気の理由だと感じています。このようにファンの皆さまが一体となって盛り上がるイベントを一緒につくれているのもうれしく思います」(球団関係者)

↑あっという間に決着! dianaメンバーが圧倒的な勝率を挙げているとのことですが、この日はファンが勝利していました!

シェア拡大中のテレビをスタジアムに多数提供


加えて、同社は多数の製品をスタジアムに提供。たとえば、シェアを伸ばしつつあるテレビです。ハイセンスブランドのシェアは年々向上しており、BCNランキングによると2024年の国内テレビ販売シェアは1位のTVS REGZA(約25.4%)、シャープ(約20.6%)に次ぐ3位(約15.7%)となっています。

こうしたテレビ事業の拡大を背景に、同社は横浜スタジアムに多数のテレビを提供。売店などが並ぶ2階のコンコースやレストラン、NISSAN STAR SUITESのラウンジ(全30部屋)など、全部で180台のハイセンス製テレビが設置されています。

↑横浜スタジアムのコンコースに設置されたハイセンスのテレビ。移動中でも試合の経過がわかるのがうれしいところです。
↑レストランや売店にもハイセンスのテレビが設置されています。

注力分野の洗濯機や冷蔵庫もスタジアムに寄贈

「最初はテレビ事業からスタートしましたが、冷蔵庫や洗濯機、エアコンの順に拡大し、2024年からは生活家電の本格的なブランディングの取り組みも開始しました」とハイセンスジャパン マーケティング部長の家倉宏太郎氏は語ります。

今年に入ってからも白物家電のブランディングを加速させており、日本向けに開発した白物家電の新モデルを続々と投入。お掃除機能を搭載した高コスパなエアコンや、5.5kgタテ型で日本初となる「洗剤・柔軟剤自動投入」を搭載した洗濯機、壁にぴったり設置できる450Lの5ドア冷蔵庫など、個性的な製品を立て続けに発表しています。

↑2025年5月に発売した冷蔵庫HR-DCH450KW(写真左)とHR-DC450KB(写真右)。狭小化が進む日本の住宅事情に配慮した「ぴたよせドア」を搭載しています。

白物家電への注力も相まって、同社は2024年7月、横浜スタジアムの選手ロッカールームとスタッフ戦略室には冷蔵庫を、洗濯ルームには縦型洗濯機を寄贈。球団関係者は「青星寮(若手選手寮)やスタジアムのランドリールームに製品を寄贈していただいており、試合以外の部分でも球団をサポートしていただいております」とコメントしています。

↑選手ロッカールームに寄贈されたハイセンス製の冷蔵庫「HR-G3601W」。
↑横浜スタジアムの洗濯ルームに寄贈されたハイセンス製の洗濯機「HW-DG100XH」。

オフィシャルショップでHisenseワッペンが購入可能

余談ですが、当日は「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2025 Supported by 横浜銀行」のスペシャルユニフォームを着用して試合を観戦しました。通常のホームユニフォームには左肩に「Hisense」ロゴが入るのですが、今回はイベントスポンサーである横浜銀行のロゴが入っていました。

↑スペシャルユニホームを着て試合を観戦する筆者。
↑横浜スタジアムのコンコースに展示されていたユニフォーム。左から2023~2024年のホームユニフォーム、2024年からのビジターユニフォーム、2025年からのホームユニフォーム。左肩の部分にHisenseロゴが入っています。

ちなみに、ユニフォームにハイセンスのロゴを後付けすることも可能。前出の家倉氏は「BAYSTORE PARKなどのショップでHisenseワッペンを購入して取り付けることもできます」とのこと。リアリティを求めるこだわりのファンならば、活用してみるのもいいでしょう。

↑BAYSTORE PARKで販売されているHisenseロゴ刺繍ワッペンを見せるハイセンスジャパンの家倉氏。

ベイスターズ選手寮のカレーとオリジナルビールを堪能!


さて、取材もひと段落したところで、お楽しみの食事です。この日は個室観覧席「NISSAN STAR SUITES」で注文できるもののなかから、ベイスターズの選手寮「青星寮」で提供されている「青星寮カレー」をチョイス。爽やかな苦みの「ベイスターズラガー」とともに美味しくいただきました!

↑王道な味わいに安心感がある「青星寮カレー」。
↑そのウマさに思わずうなった「ベイスターズラガー」。野球観戦のお供にぴったりです。


試合のほうは同点で迎えた9回裏、ノーアウト満塁からレフトへの犠牲フライによってベイスターズがサヨナラ勝ち! スタジアムが一体となって大いに盛り上がりました。やっぱり生での野球観戦は最高ですね。そして今回、ハイセンスがイベント支援や製品の寄贈など、さまざまな形でベイスターズを支えているのがよくわかりました。みなさんも、観戦の際はぜひ注目してみてください!

↑サヨナラ勝ち直後には最高の雰囲気。この日はベイスターズのにわかファンとなって盛り上がりました!


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