【2018年春版】ソニーの人気ミラーレス一眼「α6500/α6300/α6000」3モデルの「違い」と「買い」の正解【前編】

ink_pen 2018/3/23
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【2018年春版】ソニーの人気ミラーレス一眼「α6500/α6300/α6000」3モデルの「違い」と「買い」の正解【前編】
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【画質を比較】差はわずかながら新機種ほど写りも進化

画素数は基本的に変わらないので、感度を上げない限り解像力は同等かと思われたが、実際は異なるようだ。α6300以降はセンサーの集光力がアップしており、拡張感度でISO51200に対応するなど、高感度性能も向上している(α6000は拡張感度に非対応)。

 

「各機種とも低感度、高感度のどちらも十分優秀な描写だと思いますが、α6000は、高感度撮影時にわずかながらノイズが見られます。α6300ではノイズが減り、α6500では解像感もアップ。大きくプリントしないとわからないレベルの差ですが、新型のほうが画質はよくなっているようです」(永山)

↑α6500とα6300は適度にメリハリが効いた写りなのに対し、α6000は比較するとわずかに緩い写りでシャープネスが弱めにかかっているようだ。結果としてα6500とα6300の解像感が高く感じられる。気になる場合は、α6000の設定などでシャープを少し高めにするといいだろう
↑各機種のISO100(低感度)での画質を比較。α6500とα6300は適度にメリハリが効いた写りなのに対し、α6000は比較するとわずかに緩い写りでシャープネスが弱めにかかっているようだ。結果としてα6500とα6300の解像感が高く感じられる。気になる場合は、α6000の設定などでシャープを少し高めにするといいだろう

 

↑最高常用感度のISO25600まで感度を上げて撮影。拡大して見ると、いずれもノイズを処理した形跡が確認できるが、α6500はムラが少なく、質感も十分に残っている。α6300はノイズは目立たないものの、質感が粗く感じる。α6000は多少ノイズは残っているが、質感描写は悪くない
↑最高常用感度のISO25600まで感度を上げて撮影。拡大して見ると、いずれもノイズを処理した形跡が確認できるが、α6500はムラが少なく、質感も十分に残っている。α6300はノイズは目立たないものの、質感が粗く感じる。α6000は多少ノイズは残っているが、質感描写は悪くない

 

【吉森信哉さんの画質の10段階評価】
●α6500・9/10
●α6300・7/10
●α6000・7/10

低感度、高感度ともにα6500が優秀であった。ただ、低感度ではα6300、高感度ではα6000の画質も悪くはなく、この2機種は甲乙付け難い。

 

【永山昌克さんの画質の10段階評価】

●α6500・9/10
●α6300・8/10
●α6000・7/10

最新のα6500の画質が優秀なのは当然として、低感度でのα6300の画質もダイナミックレンジが広めで好印象。α6000も解像感は悪くない。

 

後編では連写性能やコスパの比較、買い時情報などを紹介していく。

 

写真/吉森信哉 解説/河野弘道

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