2014年に登場したハイレゾ対応イヤホン「EHP-CH1000/2000」以来、オーディオメーカー並みに素材や設計にこだわったハイクオリティな製品を作り出してきたエレコムから、ついにバランスド・アーマチュア(BA)+ダイナミックのハイブリッドドライバを搭載したモデル「EHP-R/HH1000A」が登場します。音質に与える影響を考慮し、マイク付き/マイク無しの2種類のケーブルが最初から付属。ケーブルとの接続には汎用性のあるMMCX端子を採用しており、市販の高音質ケーブルにも取り替え可能など、こだわり満載な仕様となっています。もちろん40kHzまでの超高域を再生可能で、ハイレゾにも対応しています。
発売は2016年1月中旬で、価格は3万8091円。カラーはブラックとシルバーの2色を用意します。
鮮明な高音と深みのある低音を実現するハイブリッド型ドライバ採用
「EHP-R/HH1000A」は、繊細な音を再現するバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバと、キレのある中低域を再生するというベリリウムコート振動板採用のダイナミック型ドライバを各1基搭載したハイブリッド型イヤホン。
そのサウンドは、「中高域がより伸びやかで純粋な音を再生するとともに、周波数レスポンス遅延の問題を克服し、低音を抑制することで、深みのあるベース、ピュアなボーカル、鮮明でくっきりとした高音の表現が可能」としています。再生周波数帯域は20Hz〜40kHzで、ハイレゾ再生に対応。音楽CDの3倍以上の情報量を持つ高解像度なハイレゾ音源を、しっかり再現できます。
ハウジングには堅牢性と軽量化を両立する高剛性アルミ素材を採用し、ドライバーヨークから発生する不要な振動を抑制して振動膜からの音楽信号を忠実に再生しています。
MMCX対応でリケーブルが可能。2種類のケーブルも付属
ケーブルは着脱式で、3極ステレオミニのノーマルタイプと、4極ステレオミニのリモコンマイク付きタイプの2種類が付属。スマホ利用時はリモコンマイク付き、ポータブルオーディオ利用時はノーマルケーブルというように使い分けるのもいいでしょう。いずれのタイプもケーブル線材に、信号伝送ロスが少なく滑らかな高域再生を実現するというOFCリッツ線を採用しています。
また、イヤホンとケーブルの接続にはMMCX端子を用いているので、市販されているMMCXケーブルに取り替えることも可能。ケーブル断線時の交換や、高音質ケーブルへのステップアップが行なえ、音質にこだわりがある人も満足できる仕様となっています。
SPEC
●再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
●出力音圧レベル:96dB/mW
●インピーダンス:27Ω
●ケーブル長:ノーマル/リモコンマイク付きとも1.2m(Y型)
●プラグ:3.5mmステレオミニ(L型)
●質量:約12g
●色:ブラック、シルバー
●付属品:イヤーピース(S/M/L)、コードキーパー、ポーチ