ハイレゾ携帯プレーヤーとひとくちでいっても、3万円台で購入できる入門モデルから30万円以上もするプレミアム機まで、ラインナップは実に幅広く発売されています。
今回は、様々な価格帯のハイレゾ対応携帯プレーヤーを4機種ピックアップしました。
軽量コンパクト設計と圧倒的なハイコスパで断トツの人気!
ソニー
ウォークマン NW-A17
実売価格 ¥32300
まずはソニーです。これはリニアPCM最大192kHz/24bitの音源を再生できる軽量コンパクトモデル。フルデジタルアンプ「S-MasterHX」が、ノイズや音の歪みを低減します。圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」に対応しているのもポイント。
SPEC
●リニアPCM:最大192kHz/24bit対応
●DSD:非対応
●連続再生:約30時間
●メモリ容量:最大192GB
●内蔵メモリ容量:64GB
●ディスプレイ:2.2型
●接続端子:ステレオミニ音声出力×1、USB(WM-PORT)×1
●サイズ/質量:約W43.6×H109×D8.7㎜/約66g
高級感のあるデザインとクセのないクリアな音が好評
iriver
Astell&Kern AK100II
実売価格 ¥88983
続いてiriver。これは同社のプレミアム機AK240の基本設計を継承したスタンダードモデルです。シーラス・ロジック製の高性能DAC「CS4398」を採用し、高品位なサウンドを実現。バランス接続により、雑味のないクリアなサウンドが楽しめるのもウリです。
SPEC
●リニアPCM:最大384kHz/32bit対応
●DSD:最大5.6MHz対応
●連続再生:約10時間
●メモリ容量:最大192GB
●内蔵メモリ容量:64GB
●ディスプレイ:3.31型
●接続端子:ヘッドホン×2(ステレオミニ、バランス)、USB×1
●サイズ/質量:W55×H111×D14.9㎜/約170g
厚みのあるサウンドと扱いやすさが人気!
ソニー
ウォークマン NW-ZX2
実売価格 ¥116500
再度ソニーの登場です。本機はウォークマン最上位モデルとなります。銅板とアルミニウムの総削り出しフレームで構成される新開発のハイブリッドシャーシが不要な共振を低減し、クリアで力強い音を鳴らします。また、アンプ部の電源を強化したことで、低音域を明瞭に再生可能。
SPEC
●リニアPCM:最大192kHz/24bit対応
●DSD:最大5.6MHz対応
●連続再生:約33時間
●メモリ容量:最大256GB
●内蔵メモリ容量:128GB
●ディスプレイ:4.0型
●接続端子:ヘッドホン×1(ステレオミニ)、USB(WM-PORT)×1
●サイズ/質量:約W64.7×H130.4×D16.2㎜/約235g
↑7基の「OS-CON」により安定した電気供給が可能に。量感たっぷりの低音と、クリアで力強い中高音を実現します
画面が美しく大きいためスマホ感覚で操作できると評判
Acoustic Research
AR-M2
実売価格 ¥139800
最後はAcoustic Research 。これは13.4㎜の薄型設計により、扱いやすい形状のモデルとなっています。Android OSを搭載し、スマホ感覚で操作できるのが特徴。DACには最高クラスの性能を誇るバーブラウン製の「PCM1792A」を採用しています。クオリティの高いサウンドを実現していて人気です。
SPEC
●リニアPCM:最大192kHz/24bit対応
●DSD:最大5.6MHz対応
●連続再生:約9時間
●メモリ容量:最大192GB
●内蔵メモリ容量:64GB
●ディスプレイ:5型
●接続端子:ヘッドホン×1(ステレオミニ)、USB×1、ライン×1
●サイズ/質量:約W64.5×H116.4×D13.4㎜/173g
以上、4モデルを見てきましたが、最も人気が高いのは最初に紹介したソニー ウォークマンの入門機 NW-A17。抜群の携帯性のほか、操作性の高さが好評です。また、今回紹介した4機種のなかで唯一タッチ式パネルを採用しておらず、本体下部の物理ボタンで操作を行うシンプル設計。ガラケーみたいで懐かしいなどの意見もあり、アナログっぽさが意外とウケているようです。