1970~80年代にかけて人気を集めた東芝のオーディオブランド「Aurex(オーレックス)」が、2016年に復活を遂げたのはオーディオファンのあいだで話題を呼びました。
そのAurexから、Bluetooth送受信機能を備えたCDラジカセのハイエンドモデル「TY-AK2」が9月下旬に発売されます。実売予想価格は2万9000円前後(税抜)。
「TY-AK2」は、カセットテープ、CD、SD、USB、AM/FMラジオの再生が可能な一体型オーディオシステム。さらに、スマホなどの音源をワイヤレスで伝送して再生するBluetooth受信機能に加え、CDラジカセとしては初めて、本機で再生したカセットやラジオなどの音声をワイヤレスでBluetoothイヤホン/ヘッドホンに送信して聴けるBluetooth送信機能も搭載しています。
これにより、電波の届きにくい室内でラジオを聴く場合、受信レベルの良い窓際に「TY-AK2」を置いてBluetooth送信すると、室内の好きな場所で雑音の少ないクリアな音のラジオ放送を楽しむことも可能となります。
また、MP3などの圧縮音源の圧縮過程で失われたデータを補完することで、音質をハイレゾ音源相当の周波数帯域と高解像度音源に変換する「アップコンバート機能」も搭載。CD、カセットテープ、ラジオ、外部入力音源の変換も可能になり、現在の音源にとどまらず、過去の音楽も最新の音質でよみがえります。
内蔵しているスピーカーは、40kHz以上の高域が再生可能なソフトドームツイーターと、高性能なウーファーによるバスレフ型スピーカーシステムを採用。最適にチューニングされた大出力40Wのデジタルアンプとの組み合わせで、豊かな低域から高域までハイレゾの魅力を繊細、鮮明に描写します。
マイク入力端子を備えているので、カラオケなどにも利用可能。また、カセットやラジオの音声をUSBメモリやSDカードに録音することもできます。
1台で様々なメディアを再生できる一体型オーディオシステムは、これまでに集めたCDやカセットテープをまだまだ聴きたいと考えている方にオススメです。また、CDラジカセに慣れ親しんだ高齢者へのプレゼントにも最適ですね。
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