ソニーは、画質・音質ともに進化したMini LEDバックライト搭載の液晶テレビ「X95L」シリーズを5月20日に発売するほか、全6シリーズ22機種の4K有機ELテレビ・液晶テレビを、4月22日より順次発売します。
X95Lシリーズは、映像と音の信号処理をつかさどる認知特性プロセッサー「XR」を搭載し、映像処理の精度を高め、奥行、コントラスト、色表現を強化しており、よりリアリティのある高画質な映像が楽しめます。新技術「XR クリアイメージ」は、大画面で目立ちやすい放送波やネット動画などのノイズや速い動きのブレを抑制し、精細感のある映像表現が可能です。
2022年発売の「X95K」シリーズと比較し、ピーク輝度は最大30%、LEDバックライトの分割数は最大20%向上。「XR バックライト マスタードライブ」によってMini LEDバックライトを自在に制御する技術を搭載しているほか、「XRコントラスト ブースター」の進化により、まばゆい明るさと引き締まった黒で、さらなる高コントラストの映像を描き出します。
音質面では、独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ プラス」を新たに採用。新開発の「フレームトゥイーター」をフレームの裏に搭載し、テレビのフレーム自体を震わせて高音域の音を出すことで、音の広がりや声のクリアさ、定位感が向上。
「アコースティックセンターシンク」機能を搭載しており、ソニーのホームシアターシステムやサウンドバーと接続して使う場合、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして駆動し、映像内の人の声が画面から聞こえてくるような視聴体験が可能です。
市場推定価格(税込)は、X95Lシリーズ85V型「XRJ-85X95L」が99万円前後、75V型「XRJ-75X95L」が71万5000円前後、65V型「XRJ-65X95L」が47万3000円前後です。