全方位を撮影し、あとから好きな位置を見られる360度カメラは、周囲を埋め尽くすようなイルミネーションを撮影するのにも最適。そこで、ゲットナビでは最新の360度カメラ2モデルを使って、遊園地のイルミネーションを撮影してみました。前後左右のみならず、頭上まで広がる幻想的なイルミネーションを360度の映像でお楽しみ下さい!
ハードなアクティビティ時も撮影できるタフモデル
ニコン
KeyMission 360
実売価格6万5870円
ハウジングなしで防水30m・耐衝撃2m・耐寒-10℃・防塵というタフなモデル。水中撮影用の画質モードも用意されています。専用アプリを使えば手ブレを補正した再生が可能。
【SPEC】
●静止画記録画素数:7744×3872ドット●シャッター速度:1/8000~1秒●サイズ:約W65.7×H60.6×D61.1mm●画角:360度(水平・垂直)●動画記録画素数:3840×2160ドット(4K UHD)●記録媒体:microSDXCカードほか●撮影時質量:約198g
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市販のVRビューワーとスマホで360°の全天球再生が楽しめる
リコーイメージング
RICOH THETA SC
実売価格3万2180円
人気シリーズの最新スタンダードモデル。マニュアル露出に対応するなど撮影機能は本格的だ。市販のVRビューワーにスマホをセットし、顔を動かして360°を見渡す再生が楽しめる。
【SPEC】
●静止画記録画素数:5376×2688ドット●シャッター速度:1/8000秒~60秒●サイズ:W45.2×H130.6×D22.9mm●画角:360度(水平・垂直)●動画記録画素数:1920×1080ドット(フルHD)●記録媒体:内蔵メモリ約8GB●撮影時質量:約102g
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これもオススメ!
360°映像をライブストリーミング
リコーイメージング
RICOH THETA S
実売価格4万2360円
「THETA SC」の上位機種。撮影中の360°映像をライブでインターネットに配信できるほか、外部出力用にHDMI-Micro端子も装備。
【SPEC】
●サイズ:W44×H130×D22.9mm●画角:360度(水平・垂直)●動画記録画素数:1920×1080ドット(フルHD)●記録媒体:内蔵メモリ約8GB●撮影時質量:約125g
本体のみでもタフネス性能を発揮
Kodak
PIXPRO SP360 4K
実売価格6万4260円
本体だけでも防滴・防塵・耐衝撃(2m)・耐低温(-10℃)のタフネス性能を備えています。防水ハウジングや各種の取り付けマウントなど、別売アクセサリーも豊富。
【SPEC】
●サイズ:約W48×H50×D52.5mm●画角:360度(水平方向360度、垂直方向235度)●記録媒体:microSDXCカードほか●動画記録画素数:2880×2880ドット(4K)●撮影時質量:約102g(カメラ本体のみ)
iPhoneが360°カメラに早変わり
サンコー
Insta360 Nano
実売価格2万3999円
Lightning端子に装着し、iPhoneの画面で確認しながら撮影可能。専用アプリでは撮影のほかVR再生やSNSでの共有も可能。単体での撮影にも対応しています。
【SPEC】
●サイズ:W33×H21×D110mm●画角:360°(水平・垂直)●記録媒体:microSDHCカードほか●動画記録画素数:3040×1520ドット●撮影時質量:73g(カメラ本体のみ)
イルミネーション撮影の4つの鉄則
イルミネーションの風景には、「明るい照明」と「暗い背景」が混在しています。そこで、その両方をバランスよく写し取れるようにカメラを設定すると、よりきれいに撮ることができます。
1.暗所撮影用のモードを使おう
今回使用した2機種とも、暗い場所や「明暗差の激しい場所」で撮影をするためのモードが用意されています。RICOH THETA SCには、暗所で発生しがちなノイズを低減する「ノイズ低減」、明暗差のある場所に適した「DR補正」、さらに明暗差の激しい場所で有効な「HDR合成」という3つのモード。そしてKeyMission 360にも、「アクティブD-ライティング」という機能が搭載されています。
2.自撮り棒や三脚を使おう
暗い場所やHDR合成では手ブレが発生しやすいため、三脚を使うことをオススメします。また、自分の姿が写り込まないようにするためには自撮り棒が便利です。いずれも、通行の邪魔にならないように周囲に注意して利用しましょう。また、三脚や自撮り棒の使用が禁止されている場合もありますので、ご注意ください。
ベルボン
ウルトラスティック セルフィー
実売価格4300円
軽量ながら725mmまで伸び、伸縮や角度の調整が素早くできる機構を採用。底部には三脚穴もある。
3.ホワイトバランスを変えてみよう
オートにすれば、カメラが適切なホワイトバランスを設定し、見たままの色合いで撮れます。しかし、あえて実際とは異なるモードにすることで、意図した雰囲気を作り出すことも可能です。
4.シャッタースピードを調整しよう
周囲が暗いとシャッタースピードが自動的に遅くなり、手ブレしやすくなります。LED自体は明るいので、シャッタースピードを調整できる機種は手動で速くしてみましょう。
この冬は、ぜひ360度カメラでイルミネーション撮影に挑戦してみて下さい!