本・書籍
2017/12/15 17:00

妖怪に遭遇したらどうする⁉ 誰でもできる対処法

日本はもちろん、世界中に数多くいる妖怪。日本では河童や化け猫などがよく知られている。江戸時代には会談ブームが流行し、戦後には水木しげる氏の漫画でおなじみの存在だ。

姿は様々で、愛らしいものからグロテスクなものまで、バリエーションが豊富である。

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妖怪に出くわしてしまったら

さて、妖怪の目撃談はいつの時代も絶えない。漫画やイラストで見るだけでも怖いのに、実物に遭遇してしまったら震え上がり、腰を抜かしてしまうはずだ。

 

私のまわりにも、妖怪や幽霊が見えるという人がいる。しかし、いわゆる霊感の強い人でなくても、突如として不思議体験をすることは少なくない。万が一、道端で妖怪に遭遇してしまった場合、どのようにすればいいのだろうか。

 

世界の妖怪大百科』(学研教育出版・編/学研プラス・刊)は、各地でみられる妖怪をまとめたビジュアル的な図鑑だが、本書には妖怪と出会った時の対処法がまとめられている。内容を参考に、さっそく紹介したい。

 

 

慌てずに“狐の窓”をつくれ

もし、あなたが怪しい動物や現象に出くわしたとしよう。びっくりするのは当たり前だが、まずは慌てず、騒がず、冷静になってほしい。妖怪であるかどうかを確かめるためにできる簡単な方法があるのだ。

 

まず、指で“狐の窓”を作ろう。両手の指を組み合わせて、小さな四角い窓を作る方法である。窓の間から、対象物をのぞいてみてほしい。仮に、人に化けている妖怪であったりすれば、その姿が見えるというのだ。

 

ちなみに、狐の窓の作り方は結構面倒なのだが、ネットで調べてみたら、狐の窓が開けられた団扇を販売しているサイトがあった。防御用に持ち歩くのもアリかもしれない。

 

では、本当に妖怪だった場合にはどうすればいいのか。興味本位で近づくことだけは避けたい。妖怪の中には、人間にとりつくなどの危害を加える存在もいるためだ。黙ってその場を離れるようにしよう。間違っても、こちらから石を投げるなどの攻撃を加えないようにしたい。

 

 

普段からの心掛けが大切

妖怪に遭遇しないようにする方法はいろいろある。田舎にも、はたまた都会の公園などにも、小さな祠があるケースが多い。こうした祠は、由来がわからなくなっているものも多いが、その土地の神様が祭られていることが少なくない。

 

ところが、年月が経つにつれてこうした神様が“祟り神”になっている例もある。こうした祠を見かけたら、こまめに手を合わせるようにしておきたい。

 

なお、妖怪に出会いたいからといって、逆に、祠を破壊するなどの行為は厳禁だ。それこそ、祟りに遭ってしまう可能性がある。好奇心だけで安易な行動をとるのはくれぐれも慎んでほしい。

 

 

街の歴史を知っておく

霊感が強い人は、引っ越しをするときも大変だ。もし、幽霊や妖怪がめちゃくちゃ多く出没する場所に引っ越してしまったら、たまったものではない。

 

その地域にどんな妖怪がいるのか、具体的に知っておくことも大切だ。図書館の郷土資料室には、昔話や伝承が整理されているので、目を通しておくのがいいだろう。

 

また、郷土の歴史に詳しいおじいさん、おばあさんに話を聞いてみるのもアリだろう。語り部的な高齢者は、妖怪に出くわした時のより具体的な対処法を知っていることも多かったりするのだ。

 

 

妖怪の最大の弱点とは

本書には、妖怪の意外過ぎる弱点が紹介されている。

 

人に忘れられてしまうことなのだ。忘れられると、妖怪は死んでしまうのである。

『世界の妖怪大百科』より引用

 

しかし、妖怪は恐ろしい反面、ユニークな存在でもある。結構、極端な存在なのだ。そういった存在が完全にいなくなってしまうのも、なんだかさみしい気がする。だからこそ、妖怪について最低限の知識を持っておくことが、大切なのだ。

 

これは、自然界の動物たちの付き合い方とも似ている。相手を知ることで、共存共栄の関係をつくることが大切なのかもしれない。

 

【著書紹介】

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世界の妖怪大百科

著者:学研教育出版(編)
出版社:学研プラス

九尾の狐、雪女、鵺、化け猫、雷獣などの日本の妖怪をはじめ、龍、ゴーレム、クラーケン、狼男など世界の幻獣・妖怪をオールカラーのイラストレーションで一挙紹介。人気妖怪の伝承や出没地、奇奇怪怪な姿が楽しくわかる!

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