本・書籍
ビジネス
2020/12/25 6:30

ここまで教えて大丈夫!? テレビ業界“中の人”が大暴露する「タダでテレビに取り上げられる方法」

どんなに便利なサービスでも、最先端の機能を搭載した新商品でも、最高の料理を出す飲食店でも、素晴らしい才能を持ったタレントでも、たくさんの人に知られなくては先がない。

 

おそらく、どんなジャンルの業界で働いている人であれ、自社の商品やサービスを世に広めたい、ファンを増やしたい、そして売り上げをアップさせたいという想いは共通だろう。

 

けれど、宣伝費を捻出するのは、このご時世なかなか厳しい。どんな小さな場所だって、「広告」と名のつくスペースは結構な金額がかかってくるからである。

 

では、どうやったらより多くの人に存在を知ってもらえるか。一番の近道は、「テレビで取り上げられる」ことだろう。しかも、無料で。

テレビは「オワコン」ではない!

タダでテレビに取り上げられたらありがたいけど、そもそもテレビなんてオワコン(終わったコンテンツ)でしょ。そう思っている人も多いだろう。

 

確かに、最近の若者がテレビを見なくなったことは事実である。現に我が家の子どもたちも、テレビ番組より断然YouTubeを見ている時間の方が長い。

 

けれど、やはりテレビほど一度に大勢の不特定多数に情報が届けられるメディアはほかに存在しない。

 

そう断言するのは、『めざましテレビ』や『とくダネ!』など、数々の情報・報道番組を手掛けてきた敏腕放送作家・石田章洋さんだ。テレビ業界を知り尽くした、いわゆる“中の人”である。

 

たとえば、テレビの世帯視聴率が1%=日本全国で約100万人が見ていることになる。YouTubeで100万回動画が再生されたらかなり話題だし、100万部売れる書籍は大ベストセラー。そう考えると、テレビのパワーはまだまだ捨てたものでもなさそうだ。

 

しかも、最近のネットニュースは、テレビ番組で起こった出来事のまとめ記事のようなものが非常に多い。TwitterやInstagram、FacebookなどSNSの投稿で、話題のドラマのことを知るケースも往々にしてある。実際にはテレビを見ていないのに、ネットやSNSを通じてテレビ番組のことを知る、という世にもイマドキな展開が起こっている。

 

やはり「テレビを侮るなかれ」ということになる。

 

テレビマンにネタを選ばれる「4原則」とは

冒頭の話に戻ろう。では、どうしたらタダでテレビに取り上げられるのか。

 

その答えは、先に紹介した石田さんの著書『人気情報番組の放送作家がこっそり教える タダでテレビに取り上げられる方法』(石田章洋・著/日本実業出版社・刊)にすべて詰まっている。

 

たとえば、「テレビが飛びつく4原則」。

 

1.「なぜ、今か?」がわかる

2.公共性がある

3.「なぜ、それか?」(差別的優位性)がわかる

4.画(映像)になる

 

(『人気情報番組の放送作家がこっそり教える タダでテレビに取り上げられる方法』より引用)

 

これらすべてを満たして情報発信すれば、テレビで取り上げてもらえる率がぐんとアップすると石田さんは語る。テレビ業界の人たちが求めているのは「視聴率がとれる情報」であり、「視聴者が求めている、見たいと思う情報」だからだ。

 

今この情報を放送する意味、より多くの視聴者にハマるネタ、ほかにはない独自の強み、そして興味を引くようなインパクトのある絵になるかどうか。

 

もし、あなたがテレビ局に売り込みたい商品やサービス、情報を抱えているならば、これら4点を第三者的視点でチェックしてみるといいだろう。

 

すべての情報の源「プレスリリース」の効果的な書き方

『人気情報番組の放送作家がこっそり教える タダでテレビに取り上げられる方法』には、本当に「ここまで教えちゃっていいの?」と思ってしまうくらい、使えるネタが満載だ。

 

なかでも、もはや教科書では? というレベルで指南してくれているのが、石田さん流・プレスリリースの書き方。ともすると、そのままゴミ箱行きになりがちなプレスリリースを、いかに読ませる、そしてテレビに取材される情報の伝え方にするかが、良い例・悪い例を含めて事細かに解説されている。特別付録の「在京キー局のチーフ・ディレクターが本音で語る『読みたくなるプレスリリース』」も赤裸々でおもしろい。

 

広報職に就いている人はもちろん、営業や販売など直接売り込みに関わっていない人でも一読の価値がある一冊だ。この本の読者が発信したネタから、新しいムーブメントが巻き起こるかもしれない。

 

 

【書籍紹介】

人気情報番組の放送作家がこっそり教える タダでテレビに取り上げられる方法

著者:石田章洋
発行:日本実業出版社

SNS時代だからこそ、テレビのPR効果はあなどれない。“中の人”が明かす、あなたの商品にテレビが飛びつくコツ。特別付録・在京キー局のチーフ・ディレクターが本音で語る「即ゴミ箱行き」プレスリリース、「採用される」プレスリリース。

楽天koboで詳しく見る
楽天ブックスで詳しく見る
Amazonで詳しく見る

TAG
SHARE ON