僕は冬場はそれなりに料理を作るが、暖かくなるとあまりしなくなる。理由は単純で「面倒くさい」から。冬場だったら、大きな鍋にカレーだったり煮込み料理だったりを作って、それを2、3日食べるのだが、今の季節になってくるとそういう気分でもなくなる。また、最近は仕事が忙しく料理するのが億劫になってしまい、毎日、納豆にしそ、大根おろし、なめ茸をご飯にかけて食べている。
Twitterで一番バズった「無限湯通しキャベツ」
こんな面倒くさがりな僕でもちゃちゃっと料理できるものはないか。そんな気分で手に取ったのが『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ 』(リュウジ・著/扶桑社・刊)だ。
著者は日頃作っている簡単レシピを、2016年ごろからTwitterに投稿。それが大人気となり、本書が出版されたようだ。そのトップを飾るのが「無限湯通しキャベツ」。これがとても簡単そう。材料と作り方は以下の通り。
材料(2人分)
キャベツ…1/4個A
シラス…25g
ごま油…大さじ1
うま味調味料…小さじ1/3
塩・黒コショウ…各適量1 キャベツは千切りにし、ザルに入れる
2 熱湯をまんべんなく回しかけ、水気をきってボウルに入れる。
3 Aを加えて混ぜ、器に盛る。(『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ 』より引用)
こりゃ簡単だ(笑顔)。最近無限キャベツという言葉をよく聞くなと思っていたけれど、もしかしたらこれが起源なのかもしれない。しかし、キャベツにお湯をかけるという発想、僕にはなかった。これなら、僕でも作れそうだ(キャベツの千切りが面倒くさそうだけど、なぜか専用器具持ってるし)。
ほうれん草を生で食べる方法
そのほか、気になったのが「スイーツトマト」。あまり甘みがないトマトも、砂糖をまぶして冷蔵庫で冷やし、ポン酢で食べるとおいしくなるらしい。トマト大好きなので、これもぜひチャレンジしたい。
もうひとつ気になったのが「ポパイサラダ」。ほうれん草を生で食べるレシピだ。ほうれん草は、サラダ用のものしか生食できないと思っていたが、どうやら違うらしい。
ホウレンソウは切って水に長めにつければ、シュウ酸が抜け、生で食べられます。香ばしいピーナッツをプラスして!
(『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ 』より引用)
なんと、普通に売っているほうれん草も生で食べられるのか……。知らなかった。ほうれん草は好きなのだが、茹でるのが面倒(どれだけ面倒くさがるのか)なので食べなかったが、ただ水につけるだけなら僕でもできる!
面倒くさがりでも手軽に作れそう
本書には、もうちょっと手の込んだ料理も多数掲載されている。どれも材料少なめ、手順少なめなので、料理ができる人にとっては非常に簡単だと思う。
時間をかけた手の込んだ料理ももちろんいいが、冷蔵庫にある残り物で、ささっと料理ができるというのが、ほんとうに料理上手なんだなと思う。僕はそうはなれないと思うが、まずは無限キャベツくらいは面倒くさがらずに作れるくらいにはなりたい。そう決意した梅雨の休日でした。
【書籍紹介】
お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ
著者:リュウジ
発行:扶桑社
フォロワー7万人突破! 彼も旦那さんも大喜び! 3ステップでスーパー・コンビニ食材が絶品おかずに大変身。安い、早い、美味い129レシピ。Twitterで今一番「バズってる」料理家の待望のレシピ集。
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