巷で少しずつ増えているサラダボウルやチョップドサラダの専門店。これはアメリカに端を発するトレンドのひとつで、なかでも注目といえるのが5店舗まで拡大している「GREEN BROTHERS」(グリーンブラザーズ)です。しかも、現在店舗限定でディナー用の特別メニューを提供中。今回はそこから注目の数皿をピックアップし、体験レポートをお届けします。
ボリューム満点の名物サラダはディナーの前菜として食べるべき!
ディナーメニューが提供されているのは、大手町店と麻布十番店の2店舗。今回は前者にうかがいました。様々な企業のオフィスが密集するエリアだけあって、昼間はヘルシーなサラダランチを求める人たちでにぎわいを見せています。ですが、できれば夜も健康的に食事をしたいという人は多いはず。そのニーズにドンピシャなのが、今回のディナーメニューといえるでしょう。
最初は定番のサラダから。お好みで自由に選べるカスタムは1004円からありますが、今回は内容の決まっている定番メニューをオーダー。なかには炒めたサラダにスープをかけて味わう、新感覚の「スープグレーンズ」もあり。どれもボリューム満点で、一般的なレストランで提供されるサラダとは一線を画す鮮やかさとおいしさです。
5ケールシーザー 1285円
ロメインレタスとケールを中心に、ベーコンや卵などが盛り付けられた大定番。
ラッドチキン 1112円
十六穀とグリルキチンをトリュフドレッシングでまとめた風味豊かな新作。ほうれん草がベースで、マッシュルームなどがアクセントに。
シェフハセガワ 1166円
同店の料理監修を務める、長谷川 北斗シェフのオリジナルレシピ。十六穀とスペルト小麦のペンネに、クラムチャウダーベースのスープが相まって、リゾットやスープパスタ感覚です。
名店出身シェフ監修のディナーメニューはヘルシーで味も絶品!
そしていよいよディナーメニュー。先述のとおり、最大の魅力はパリの名店「トゥールダルジャン」でスーシェフを務めた長谷川北斗さんが監修しているということ。肉類やパスタなどもあるのですが、一流のレシピでおいしく仕上げられています。
コリアンダーシュリンプのライスペーパー 842円
いわゆる生春巻きですが、ファンにはたまらない盛りだくさんのパクチーが魅惑的。
豪州産 牛もも肉のポアレ 1620円
赤身のおいしさを存分に堪能できる、ヘルシーなもも肉を使用。やわらかくポアレにされており、凝縮した旨味を楽しめます。
ZEN PASTAロマネスコのGREENソース 1296円
イタリア人女性の間でブームの、しらたきのパスタ「ZENPASTA」(ゼンパスタ)を使用した逸品。ブロッコリーに似たロマネスコをたっぷりとあしらい、ペペロンチーノ系のオイルベースの味わいで仕上げられています。
また「トリュフフレーバーのローストビーフカルパッチョ」(1296円)や「国産プロシュートクルード」(734円)、さらにチーズやドライフルーツの盛り合わせもあるので、お酒を楽しむためのバーとしても活用できます。
名物のサラダはいわずもがな、肉も赤身を用いるなどヘルスコンシャスなスタイル。それでいて、決して野菜一辺倒にならないバラエティ豊かなメニュー展開が秀逸です。「自分、健康のために特別頑張っています!」という力みが少ないのもイイですね。
料理の感想としては、味も量も満足度が高い一方で罪悪感が皆無だったのが印象的。「ハードな会食や飲み会続きでちょっと体をいたわってあげたい」「最近脂っこいものばかり食べている」なんて人は、まず行ってみていただきたい! 今回のメニューは5月いっぱいまでということなので、気になっている人はお早めに。