いまだ冷めやらぬ熟成肉ブームですが、その火付け役といわれているのが「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」(以下:ウルフギャング・ステーキハウス)。同店は世界でもハイレベルのステーキハウスが多く存在するNYにおいて、高い知名度を誇る実力店として知られており、2014年に日本1号店が六本木にオープンした際は大きな話題になりました。
今回、平成29年の5月29日(ニク年のゴー・ニクの日)を皮切りに、とあるイベントが開始されるということで、日本を代表する肉タレントのふたりが同店に集結。彼らならではの“ニクい”話がうかがえたので、その模様をお伝えしたいと思います!
熟成肉とNYステーキブームの革命児がウルフギャングだ!
まず一人目は、肉にまつわる著作を数多く持つ、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさん。なんと同店が日本上陸した際は待ちきれず、雪の日にもかかわらず入口のドアを叩き、プレオープン中に招待状なしで無理やり入店したとのこと。日ごろ、激ウマの料理を食べ歩いているジモンさんでも、ここは特別な存在のようです。
ジモンさんは、同店がズバ抜けている大きな理由として“プライム”の牛肉であることを挙げます。これは、アメリカの農務省が最上級品質の「プライムグレード」に格付けしたビーフのみを使用しているということ。米国全体の約2%というこの希少な牛肉を、冷凍せずにNYから毎週10t仕入れ、各店の専用熟成庫で28日間寝かせるのです。
そしてもうひとつ。ジモンさんが「革命に近い」と絶賛するのが、NY流の「Tボーンステーキ」を現地そのままのスタイルで提供したこと。日本のビーフステーキというと、脂ののった和牛のサーロインやヒレの一枚肉を鉄板などで焼き上げて提供するのが一般的ですが、NYはそうではありません。
サーロインとヒレ、両方の肉を骨付きで焼き上げるのがNY流。しかもウルフギャング・ステーキハウスでは、900度のオーブンで皿ごと一気に焼き上げ、そのまま提供するのです。高温の調理によって外側をカリっと香ばしく、そして熟成された旨味を肉のなかに凝縮。これがほかでは味わえない圧倒的なおいしさの秘訣なのです。
ヒレからサーロインと食べて最後は骨ごとかじるのがジモン流
ジモンさんは、Tボーンをより堪能するコツも伝授。それが食べる順番です。まず、赤身の旨味が濃いヒレから味わい、次に脂の濃厚な甘みを楽しめるサーロイン。そして忘れてはいけないのが、骨の周りの肉。実はこの部位にも肉のおいしさが詰まっているということで、「俺は豪快にかじる!」とのこと。
そしてもうひとり。音楽家やMCなどを本業としながら、「焼肉の教科書」や「牛肉論」などを上梓している田辺晋太郎さんも同席。Tボーンステーキのオススメの食べ方をレコメンドしてくれました。店での味付け自体はシンプルとのことで、まずは塩と胡椒で繊細な味を。そのあと、トマトベースのステーキソースをかけたり、サラダと一緒に肉を食べたりというのが本場流の楽しみ方だそうです。
なお、冒頭でお話しした5月29日から行われているイベントは、「六本木ウルフギャング・ステーキエンターテインメント」と題した、かつてない内容。オーダーした肉が焼かれてテーブルに運ばれてくるまでを実況中継付きで視聴できたり(日時・予約限定)、特製フォトプロップスを使った写真を撮ったりできます。
実施期間は2017年7月28日まで。ぜひチェックして、特別な食事をウルフギャング・ステーキハウスで楽しんでみてはいかがでしょうか!
【SHOP DATA】
ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店
住所:東京都港区六本木5-16-50 六本木デュープレックスM’s1F
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」徒歩4分
営業時間:11:30~23:30(L.O. 22:30)
定休日:なし
【EVENT DATA】
「あなたのお肉がオーブンで焼かれてテーブルに運ばれるまでを実況生中継」
日程:7月14日(金)、28日(金)
時間:17:00~18:00 ※プレミアムフライデーの7月28日(金)のみ16:00~18:00
対象:各日限定3組(2名1組)完全予約制
予約:六本木店にて電話でのみ予約を承ります(先着。ご予約の際に「実況生中継希望」とお申し付けください)