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2017/9/16 11:00

富山ブラックや台湾ラーメンがファミレスで! バーミヤンの「ご当地ラーメン祭り」で6種の名作を食べ尽くせ

昨年「ファミレスのラーメンが有名店を超えた!」と個人的に感動したのが、バーミヤンの「三大ラーメン祭り」です。実はそこで提供された「炙り叉焼と黒マー油の味噌ラーメン」は、その後レギュラーメニューに昇格。それほどウマかったのですが、好評の本イベントがなんとパワーアップして再び開催されたのです! しかも今回味わえるラーメンは全6タイプと、前回の2倍。これは行くしかないということで、よろこび勇んで試食会に参加してきました!

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アンケートと試作の結果で残ったのが珠玉の6タイプだった!

会場は去年と同じく品川グランドコモンズ店。あのとき体験した感動を超えるのではないかと胸が高鳴ります。そしてお店に近づくと、キャンペーンの看板を発見! 6種類のご当地ラーメンは「おぉ、このチョイスか!」と思えるラインナップでした。

↑今回は札幌、喜多方、博多、富山、名古屋、徳島の6種類
↑今回は札幌、喜多方、博多、富山、名古屋、徳島の6種類

 

といっても、ご当地ラーメンは全国に様々なタイプが存在します。今回のほかには、例えば函館、津軽、和歌山、鳥取、熊本などなど。なぜ6種類に増やし、このラインナップになったのでしょうか? 採用のポイントやそれぞれの味の特徴などを知るべく、開発担当者の福島宣嘉シェフに話を伺いました。

↑福島シェフ。老舗の中華レストランを経て「すかいらーく」に入社し、15年以上バーミヤンのメニュー開発に携わっているプロフェッショナルです
↑福島シェフ。老舗の中華レストランを経て「すかいらーく」に入社し、15年以上バーミヤンのメニュー開発に携わっているプロフェッショナルです

 

「種類を倍増させたのは、昨年のフェアが大変好評だったからです。また、前回よろこんでいただいたお客様にはもちろん、そうでない方にもぜひ食べていただきたい。そこで、より内容を拡大・拡充しました。6つを選んだポイントは、まずご当地ラーメンの人気に関する情報を可能な限り集めて分析し、10種類に厳選。その後、男女世代別のWEBアンケートを実施して特に支持された観点で決めました」(福島さん)

 

富山ブラックは一般的な魚介系ラーメンを凌駕するウマさ!

ということで、いざ実食! 筆者が実際に食べたのは2杯ですが、福島シェフから聞いた味のこだわりとともに紹介していきます。

↑札幌味噌ラーメン(749円)
↑札幌味噌ラーメン(749円)

 

レギュラー化した黒マー油の味噌ラーメンも食べられますが、それとは違う方向性で作り上げたのがこの一杯。味のベースには前回同様に絶妙なバランスで調合した3種の味噌を使いつつ、特製豆板醤で野菜を炒め、ほんのり辛みとコクをプラスしているのだそう。

↑味の骨格となる味噌は、米、豆、麦の3種
↑味の骨格となる味噌は、米、豆、麦の3種

 

麺にもこだわっており、食べてみるとぽってりしたスープによく絡みます。刻みチャーシューやシャキっとしたモヤシなども好アクセントでこれはウマい!

↑味噌ラーメンはゆるやかにウェーブのかかった中太タイプ
↑味噌ラーメンはゆるやかにウェーブのかかった中太タイプ

 

次に食べたのは10月11日までの限定となる富山ブラック。スープは富山でおなじみであり、富山湾名産の白海老による芳醇なつゆが特徴です。これに煮干しのダシをプラスすることで、豊かな風味を演出しています。

↑富山ブラックラーメン(699円)
↑富山ブラックラーメン(699円)

 

ただ本場の味はかなり塩気が強いため、あえてバーミヤンでは調整。そのぶん魚介のダシを強調することで再現しているのだとか。

↑麺はモチっとした、加水率が高めの平打ちストレートタイプ
↑麺はモチっとした、加水率が高めの平打ちストレートタイプ

 

食べてみると煮干しの香りが想像以上に濃厚で、かといってエグみはありません。これはそこらの魚介系ラーメンを凌駕するレベルではないでしょうか。ガツンとしていて、個人的には大好きなテイスト! なお、お店のほうではご飯セット(888円)がオススメのようです。

 

ちょい飲みのラストをご当地ラーメンで締めるのはいかが?

その他の4杯も紹介。個人的に気になったのは二点で、ひとつが台湾ラーメンです。ルーツは台湾ではなく名古屋なのですが、数年前にさらに進化したバージョンの台湾まぜそばが都内にも進出して一大ブームになりました。ただ、まぜそばではない台湾ラーメンも去年は「味仙」というガチの本家が東京にオープンして注目されています。

↑台湾ラーメン(699円)。ニンニクと唐辛子の効いたパンチのある味が特徴です
↑台湾ラーメン(699円)。ニンニクと唐辛子の効いたパンチのある味が特徴です

 

もうひとつ、気になるのは徳島ラーメン(10月12日から期間限定で登場)。本場ではご飯と合わせるのが定番で、卵ものる独特なスタイルはすき焼き風とも呼ばれる個性派です。一定の人気があり、都内でもちらほら徳島ラーメン店を見かけるほど。そんな一品がバーミヤンで味わえるのはうれしいじゃないですか!

↑肉盛り徳島ラーメン(749円)。濃厚豚骨スープと特製のかえしを合わせたパンチのある味わいで、卵黄と混ぜてまろやかに食べるのもオススメです
↑肉盛り徳島ラーメン(749円)。濃厚豚骨スープと特製のかえしを合わせたパンチのある味わいで、卵黄と混ぜてまろやかに食べるのもオススメです

 

残りのふたつはすっかりおなじみのご当地ラーメンですが、喜多方にはワンタンがのるなどさりげない主張がとてもイイ!

↑喜多方ラーメン(699円)。蔵の街・喜多方の醤油を使用した透明度の高いスッキリとしたスープに、ワンタンや焼豚など具だくさん。麺は太めの平打ちタイプです
↑喜多方ラーメン(699円)。蔵の街・喜多方の醤油を使用した透明度の高いスッキリとしたスープに、ワンタンや焼豚など具だくさん。麺は太めの平打ちタイプです
↑博多とんこつラーメン(699円)。自社製造の濃厚豚骨スープに、低加水タイプのピシっとした特製ストレート細麺がマッチします
↑博多とんこつラーメン(699円)。自社製造の濃厚豚骨スープに、低加水タイプのピシっとした特製ストレート細麺がマッチします

 

フェアは11月15日まで。バーミヤンといえばちょい飲みの名店でもあり、リーズナブルにつまみと酒を楽しめるのも大きな魅力。ランチタイムはもちろん、ファミレスなので家族で行って食べ比べるのもいいですが、夜にちょいちょい通って全麺制覇するのもオススメですよ!

↑シェアしながら食べ比べるのが全麺制覇の近道!
↑シェアしながら食べ比べるのが全麺制覇の近道!

 

【SHOP DATA】

バーミヤン 品川グランドコモンズ店

住所:東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル3F

アクセス:JRほか「品川駅」港南口徒歩3分

営業時間:10:00〜23:00

定休日:なし

 

※本稿の価格は、すべて税抜価格です。