季節はすっかり実りの秋を迎え、さまざまな果物が旬にさしかかっています。そんななか、「ニッカウヰスキー」が果物を使った新たな飲み方を提案したことが話題になっているのをご存知でしょうか。それが「漬込みウイスキー」です。
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そこで、高コスパで初めての方でも飲みやすい「ブラックニッカ」シリーズから、「クリア」「リッチブレンド」「ディープブレンド」の3種のウイスキーを使って、実際に自宅で漬込んでみました!
こんなに簡単でいいの!? おいしい作り方をレクチャー!
作り方はとっても簡単。フルーツをボトルに入れて、そこに砂糖とウイスキーを入れて冷蔵庫で何日間か寝かせるだけ。漬込む期間は、およそ3~10日。漬かり具合の好みやフルーツの種類によって飲みごろは違います。
今回用意したウイスキーとフルーツは、こちらの3組です。
<ブラックニッカ クリア×リンゴ>
●ブラックニッカ クリア/150ml ●りんご/120g ●砂糖/50g
漬込み期間の目安は5~6日。
<ブラックニッカ リッチブレンド×赤肉メロン>
●ブラックニッカ リッチブレンド/120ml ●赤肉メロン/130g ●砂糖/40g
漬込み期間の目安は7日。
<ブラックニッカ ディープブレンド×プラム>
●ブラックニッカ ディープブレンド/150ml ●プラム/約4個 ●砂糖/40g
漬込み期間の目安は7日。
それでは、さっそく作ってみます!
ここまでくれば、あとはひたすら漬込む(何もしないで待つ)だけ。この間、冷蔵庫を開けるたびに待ち遠しい気持ちがこみ上げます。
そんな苦しい恋心に耐えることはや数日……。そしてついに飲みごろに!
いよいよ完成! 漬込みウイスキーのお味は?
グラスに注いで飲んでみましょう!
飲んでみると、3つとも甘味が加わったのはもちろん、カドが取れてまろやかな印象に。特にストレートの場合は飲みやすく感じます。種類ごとの感想は以下のとおり。
<ブラックニッカ クリア×リンゴ>
リンゴの酸味が加わった一方で、ウイスキーのキレがやさしくなってスムースに。リンゴの果肉にもウイスキーが染み込んでしっとり。これでアップルパイを作ったら大人のフレーバーでおいしいかも。
<ブラックニッカ リッチブレンド×赤肉メロン>
3つのなかでは最も甘く変化しました。糖度が高いフルーツだと、そのぶん甘味の濃さが増すのかもしれません。果肉もジューシーでおいしいです! あと、ウイスキーの色をチェックすると、特に明るくなっていました。これは果肉の色に由来するものでしょうか。
<ブラックニッカ ディープブレンド×プラム>
甘味やまろやかさが3つのなかでは一番おとなしいですが、これはプラム(フレッシュプルーン)だったから? 干して旨味を凝縮させたドライプルーンの場合は、もっと濃縮感が出るかもしれません。ただ、プラムでもほんのりとしたフルーティ感が心地よくて十分おいしいです。
もちろんウイスキーなので、そのままだと度数が強いと感じる人もいるかもしれません。その場合は、ハイボールにするとフルーティな食中酒として活躍してくれますよ。
また、「フルーツはハードルが高いなぁ」という人は、紅茶やゴマのレシピもニッカウヰスキーの公式サイトに載っているので要チェック! サイトには、イチゴやミカンなど、冬~春のフルーツのレシピも豊富にあって、これからの季節も楽しめそうです。
最後にひとつだけ注意事項を。たとえ一般の人でも、「お酒を作る」という行為は酒税法の適用を受けます。「自分で飲む用として作る(売っちゃダメ)」「ぶどう、とうもろこしなどは使用NG」など、いくつか決まり事があるので、そちらも公式サイトであわせてチェックしてみてください。みなさんもルールを守って、旬を味わうハッピーな酒ライフを!