2017年(酉年)はもうすぐ終わりですが、鶏料理のBIGニュースは止まりません。注目の新店「炊き餃子と鶏すき大衆酒場 仕事鶏A(エース)」が11月9日にオープンしました。鶏をメインとした酒が進むおつまみがズラリ! コスパも超イイ! そして、博多で人気沸騰中の炊き餃子は東京のグルメ界でも注目度上昇中! 本稿では、そんな同店の魅力をレポートしていきます。
つい立ち寄って長居しちゃいそうな鶏料理の大衆酒場
「仕事鶏A」があるのは水道橋。サラリーマンや学生でにぎわう、飲食店の多い激戦区です。新店なのでもちろんキレイなのはもちろん、なんとも親しみを感じさせるたたずまい。その反面、店内に入るとおしゃれな雰囲気。かなり居心地が良い印象です。
食べごたえ満点! スープで食べる「炊き餃子」とは?
ここからは同店のおすすめ料理をご紹介。まずはバーナーで香ばしく炙る演出が楽しい「ポテトサラダ」。鶏のそぼろによる肉ラー油があしらわれているのもポイントです。
とりあえず系のメニューからもう一品、豚骨ベースのスープが特徴の「鶏皮煮込み」。皮を煮込みに使うのはけっこう珍しいですね。一度下茹でしたあとに3~4時間ほど炊き、さらに余熱でコトコト煮込んでいるのでトロトロの食感です。
つづいては、鶏モモ肉のステーキ「トリテキ」。ほんのり甘めの醤油ダレに、オイスターソースなどを加えた特製の味付けと、たっぷりの粗挽き胡椒でパンチを効かせています。
そしていよいよ、看板メニューの「炊き餃子」です。今回はオーソドックスな“豚骨”のスープをチョイス。水炊きがベースの炊き餃子を提供するお店が多いなか、同店では鶏の料理が多いこともあり、スープはあえて豚骨にしているとのこと。
餃子はオリジナル。あんは2タイプの粗挽き肉で“肉感”たっぷり。皮はタピオカ粉を配合した厚手の生地で、モチモチ&プルプルです! 炊き餃子はほかにも、焦がしニンニクの“黒”、唐辛子味噌の“赤”、柚子塩の“緑”(すべて745円)があって、選べるのも魅力。
そして、忘れてはならないのが「追加麺」。あまたの有名ラーメン店が愛用している「浅草開化楼」に特注したもので、卵を多く練り込むことで伸びにくくなっています。博多らしいバツっとした加水率低めの細麺が、旨みやコラーゲンが凝縮された豚骨スープと好相性。
さらに、もうひとつのメイン料理が「鶏すき焼き」。味付けは、昭和9年創業の老舗店の江戸甘味噌を使用。八丁味噌に似たコク深さに甘さが加わった味わいで、ドロっとしたテクスチャーも特徴です。肉はモモ、ハツ、レバー。いろいろな部位をいっぺんに楽しめます。
まずは、そのまま食べて味噌のおいしさを味わったら卵の登場! 「こだわり卵」というブランド卵を使わっていて、パンチのある味噌に負けない濃厚さがあります。
ラインナップ充実のおつまみだけでなく、ドリンクメニューも豊富。レモンサワーなどの酎ハイ各種、ハイボールは421円~。ビール、焼酎、ワインなども多数そろっています! なかでも注目は、「A(エース)焼酎飲み放題」(60分制540円)。卓上の焼酎タンクから注ぎ放題、炭酸と氷もおかわり自由という、酒好きには最高すぎるシステムです。
お通しのかわりに、同店ではラストに〆の「後スープ」として鶏スープが提供。やさしい味で、ほっこりした気分になります。
ちなみに、同店はランチもやっていて炊き餃子などがリーズナブルに楽しめます。また、オープン記念のキャンペーンもスゴくて、11月17日まではランチ全品500円、11月18日まで夕方以降の生ビール1杯めが1円! そもそも一番高い料理でも「鶏すき焼き」の853円で、とにかくハイコスパなんです。
酉年のトリをトリまとめる忘年会は、トリあえず「仕事鶏A」でやって、1年の疲れを“チキン”ととっておきましょう!
【SHOP DATA】
炊き餃子と鶏すき大衆酒場 仕事鶏A
住所:東京都千代田区三崎町2-17-4
アクセス:JR総武線ほか「水道橋駅」西口徒歩2分
営業時間:月~金 11:30~14:30、17:00~23:30 土 17:00~23:30
定休日:日祝