グルメ
2018/5/31 21:00

【街中華の名店】ツウ絶賛の「かた焼きそば」は五反田に! 途中下車してでも行きたい「亜細亜」

しばしば、グルメの街と称される五反田。確かにジャンク系から上品・洗練系まで、低価格な業態から高級レストランまで多彩な飲食店が点在している。そしてもちろん、五反田にも街中華の名店は存在。今回紹介するのは東口を出た目の前、戦後すぐから長年この場所にあり続ける老舗「亜細亜」だ。

 

戦後すぐから五反田駅前を見守り続ける生き字引

店が入っている建物をよく見ると、両隣とつながっている。これは大昔から長屋だったことの証であり、そのなかでも数十年以上残っているのは同店のみ。事実として歴史は古く、五反田の生き字引といえる存在なのだ。

↑3階建ての物件で、もともとは店舗付き住宅。現在は客席となっているが、3階は住居だった。また、両隣はそれぞれメガネ店、文房具店だったという

 

ルーツは、初代の劉 家祥(りゅう かしょう)さんが戦時中に中国・広東から日本へ移住したのがはじまり。いまはないが、1901年に創業したという銀座の「中華第一楼」を経て、終戦直後に飲食店をはじめた。当初は大井町で営業していたが、なかなか軌道にのらず一時閉店。だがちょうど同郷出身の知人から、五反田で営んでいる喫茶店「亜細亜」を閉めたいという話を聞き、譲渡する形で店名ごと受け継いだという。それが1947年のこと。

↑1階。奥が厨房となっている

 

現在は、二代目の顯明(けんめい)さんと奥様の瑶姫(ようき)さんが店を盛り立てており、後継者である三代目の裕光さん、眞喜子さん夫妻がこれをサポート。家族で70年以上営業していることもあり、三代にわたって通う常連もいるとか。

↑3階は5人以上からの予約限定となっており、最大8名の宴会が可能。円卓のテーブルが印象的だ

 

1階と2階は温かみを感じさせるダイニング。3階は打って変わって、会食にも使えそうな落ち着いた空間となっている。幅広い食シーンで使える同店だが、訪れるのはビジネスパーソンや近隣の住民が中心。五反田エリアの日常使いで重宝する、まさに街中華なのだ。

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