15種類の焼酎をストレートとソーダ割りで試飲し、4種類の焼酎を決定!
では、いよいよ「究極のレモンサワー」にふさわしい焼酎を選ぶことに。今回は、宝酒造の知見に基づいた15種類の甲類焼酎が用意された。これらの銘柄は、「黒壁蔵」に眠る約85種類の樽貯蔵熟成酒を厳選し、それぞれ銘柄のコンセプトに応じて最適な配合でブレンドしたもの。そのこだわりを少しでも理解できるよう、松井も気を引き締めて試飲に臨む。
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松井はストレートのほか、ソーダでも割って試飲。宝酒造の担当者ともディスカッションしながら、候補を絞りこんでいく。その結果、選び出した銘柄とは……?
「『宝焼酎25°』は、焼酎の甘みがストレートに来るね。思わず顔がほころぶウマさ。これは酒好きにはたまらないよ。『レモンサワー用25°』は、ソーダと合わせると、ハーブの香りが立って超爽やか。その名の通り、レモンサワーには絶対合うでしょ」
熟成酒を多く配合した焼酎も、強く印象に残った様子。
「この『純 25°』、ちょっと衝撃のウマさだね! わずかに苦味を含んだ複雑な味わいで、ソーダで割るとキリッと締まった印象になる。『レジェンド25°』は、個人的にはロックやストレートで楽しみたいところだけど、ソーダで割ったときの、この華やかな香りは捨てがたい。果たして、レモンと合わせたらどう化けるのか……想像もつかないのが逆に面白そうだ。よし、『宝焼酎25°』『レモンサワー用25°』『レジェンド25°』『純 25°』、この4種類に決めた! この4本のどれかが、必ず『究極のレモンサワー』の礎となるに違いない!」
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左から定番の「宝焼酎」25°、レモン系の香り成分を含むハーブ等を使った宝焼酎「レモンサワー用」25°、11種類の樽貯蔵熟成酒を13%使用した宝焼酎「純」 25°、樽貯蔵熟成酒を20%使用した宝焼酎「レジェンド」25°。
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こうして納得のいく焼酎を手に入れた松井。だが、最高の素材を探す旅は始まったばかりだ。蔵を去る際、敷地の片隅にあった祠に向かい「どうか究極のレモンサワーが完成しますように……」と祈るのも忘れなかった。
撮影/我妻慶一
次回は本企画の番外編をお届け。カープのリーグ三連覇に湧く広島を訪れ、「カープ女子」と本格レモンサワーでカンパイします。お楽しみに!
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第2回 「究極のレモンサワー」に使うなら、コレ以外ありえない! 瀬戸内の「レモン島」で「皮が違う」絶品レモンに遭遇