フレンチの有名シェフが瀬戸田レモンを高く評価
「ちなみに、瀬戸田レモンの味の評価ってどうなんでしょうか?」
素朴な疑問に答えてくれたのが、同席していたJA三原の柑橘事業本部の宮本悟郎部長。
「私はそこまで食べ比べたことがないので、よくわからない部分はあります。ただ、数年前に広島県がPRの一環で、瀬戸田レモンを東京の一流レストランの料理長たちに味わっていただく機会を設けてくれまして。その際、あるフレンチの有名シェフに『世界中のレモンを現地で味見してきたが、瀬戸田レモンはシチリアのレモンに次いでおいしい。芳醇な香り、まろやかさが違う』と。『ほかではマネできない素晴らしいモノを作っていることに対して、もっと自信を持っていい』とお言葉をいただきまして。味の感じ方には個人差があるとは思いますが、その言葉がひとつの自信になっています」(宮本部長)
おお、世界に冠たるシチリアレモンの次というのがスゴイ! しかも、世界中のレモンを食してきたシェフが言うのだから、説得力が違う!
さらに、先述の原田会長は、外国産とは違って「防腐剤や防カビ剤、ワックスを使わない安全性も、瀬戸田レモンの特徴」という。
事実、瀬戸田では“皮まで食べられるレモン”を目指しており、2008年には安全・安心の指標となる広島県の特別栽培農産物の認証を取得。現在は、広島県産レモンの最高峰となるプレミアムブランド「せとだエコレモン」を形成するに至った。
ん? 「皮まで食べられるレモン」だって? その言葉を聞いて、松井は思い出した。たしか以前、宝酒造さんが、レモンサワーに使うレモンは「皮が重要」と言っていたような……。
その記憶は正しかった。レモンサワーの知見が深い宝酒造によると、レモンの皮を搾る際ににじみ出るレモンピールオイル(レモン精油)が重要とのこと。そのフレッシュかつスウィートな香りが、レモンサワーの味わいをさらに高めてくれるのだとか。その点、瀬戸田レモンならば、安心して皮をまるごと使える……! まさにレモンサワーにはうってつけではないか!!
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