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2018/11/20 18:30

「究極のレモンサワー」ついに完成!「激アツ試飲会」で選ばれたのがコレ

GetNaviプロデューサー・松井謙介が、最高のレモンサワーの完成を夢見て奔走する「究極のレモンサワーを作ろう!」企画もいよいよ佳境。本稿では、「宝焼酎」と「瀬戸田レモン」をはじめ、全国から集めた最高の素材を使って、「究極のレモンサワー」を完成させる。そのレシピ開発で協力を要請したのは、餃子店でありながらレモンサワーに造詣の深い「GYOZA ROCCOMAN(ギョーザ ロッコマン) 渋谷道玄坂店」だ。

 

【「究極のレモンサワーを作ろう!」連載記事はコチラ】

第1回 GetNaviプロデューサー、宮崎の焼酎蔵で「熟成焼酎」の深みにハマる! 「究極のレモンサワー」のための焼酎を探す旅

第2回 「究極のレモンサワー」に使うなら、コレ以外ありえない! 瀬戸内の「レモン島」で「皮が違う」絶品レモンに遭遇

第4回 開発した「究極のレモンサワー」をお店で出したら? 予想以上の反響に「素材にこだわる意義」を実感!

番外編 意外にコメントが深い…! 広島の「カープ女子」と本格レモンサワーでカンパイしたら

 

5種類の試作品を試飲し、「究極のレモンサワー」を決定する!

「GYOZA ROCCOMAN」は、レモンサワーフェスティバル2018に参加し、普段からオリジナルのレモンサワーを多数創作している実力派。同店で不動の一番人気がレモンサワーということもあって、松井が選んだ4種の宝焼酎と瀬戸田レモンを使い、5つもの試作品を用意してくれた。

 

この5つの試作品を、松井を含むお酒好きメンバーで試飲し、「究極のレモンサワー」を決定。果たして、結果やいかに!?

※効率よく読みたい方は、以下の目次をご利用ください。

 

ここで、試飲会に参加するほかの審査員2名を紹介しよう。うち一人は、GetNaviのフード/ドリンク担当・鈴木翔子(しょうこ)。本誌でレモンサワー特集を担当した際は、40本ものレモンサワーを飲み比べたという猛者(もさ)である。

↑鈴木翔子(左)と松井

 

松井 鈴木ちゃんは現役のバーテンダーなんだよね?

 

鈴木 そうなんです。いまもたまにウイスキーバーで働いていまして。もちろんお酒は大好きです!

 

松井 鈴木ちゃん、いつも頑張ってるよね。今日はシクヨロで!

 

一方、審査員のもう一人は、この「GYOZA ROCCOMAN」をはじめ、複数の店舗を運営する「ファンクリックス株式会社」のゼネラルマネージャー・⻘山佳史(よしふみ)さん。青山さんは、同社が展開する多彩な店舗のマネジメントからメニュー開発まで幅広い分野を担当。今回、レモンサワーのレシピ監修を快諾してくれた。

青山 いや~今回のお話、ありがとうございます! 私は、「社内で最もレモンサワー愛がある」と自負しておりまして。

 

松井 これ以上にない適任ですね(笑)。今回のために、たくさんの試作を重ねていただいたとのことで、ありがとうございます。どんなレモンサワーが出てくるか、楽しみです!

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今回、究極のレモンサワーのために集めた素材・機材はコチラ!

さて、続いて、今回使用する素材・機材について説明しよう。「究極」というからには、焼酎とレモンはもちろん特別。割り材でも特別な水を炭酸水に仕立てて使用する。また、アイテム情報誌GetNaviらしさを発揮すべく、ソーダーメーカーや家庭用製氷機、タンブラーなど、厳選したアイテムを用意した。以下で紹介していこう。

 

【焼酎】宮崎県の黒壁蔵で厳選した「宝焼酎」4種類

宮崎県の高鍋町にある宝酒造の「黒壁蔵」で厳選した4種類の焼酎を使用(最高の焼酎を求めて黒壁蔵を訪れた際の記事はコチラ)。左から定番の「宝焼酎」25°、レモン系の香り成分を含むハーブ等を使った宝焼酎「レモンサワー用」25°、11種類の樽貯蔵熟成酒を13%使用した宝焼酎「純」 25°、樽貯蔵熟成酒を20%使用した宝焼酎「レジェンド」25°。

宝酒造「焼酎」商品紹介サイトはコチラ

 

【レモン】広島県の生口島で見つけた「せとだエコレモン」

瀬戸内海の生口島(広島県瀬戸田町)で採れたレモンのなかでも、最高峰となるプレミアムブランド「せとだエコレモン」を使用(最高のレモンを求めて生口島を訪れた記事はコチラ)。外国産と違い、防腐剤や防カビ剤、ワックスを使用せず、皮まで食べられる。その安全性が認められ、2008年には安全・安心の指標となる広島県の特別栽培農産物の認証を取得。豊かな旨みとまろやかな酸味が特徴で、今回使用する早熟のグリーンレモンは爽やかで華やかな香りも魅力だ。

 

【水】北海道が誇る大雪渓の伏流水「カムイワッカ麗水」

炭酸水に使う水は、酒販店を経営し、日本酒学講師の資格を保有するなど、お酒にも造詣が深いアクアソムリエ・大越智華子さんが推薦。大越さんのお酒セミナーでも使うという「カムイワッカ麗水」(2L 324円)は、北海道・蝦夷富士(羊蹄山)の大雪渓の伏流水。貴重なナチュラルミネラルウォーター(※)のひとつであり、まろやかでクリアな軟水(※)なので、「せとだエコレモン」の果実の味わいが引き立つ。試飲会では「カムイワッカ麗水」を使ったが、より特別感を求めるなら、超軟水の「イースブレ」もオススメだ。

※ナチュラルミネラルウォーター……特定の水源から採水される地中でミネラル分が溶解した地下水で、ろ過、沈澱、加熱殺菌以外の処理をしていないもの ※軟水……水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの濃度が1Lあたり178mg以下のもの

↑「イースブレ」(1L 378円)。ブランド名はノルウェー語で「氷河」の意味。長い年月をかけ、自然ろ過された氷河水を無殺菌でボトリング。不純物の少ない超軟水で、極めてピュアな味わい。ソーダメーカーで炭酸水にすると、よりやわらかく酸味が効いた味わいになる

 

【炭酸水メーカー】わずか数秒で炭酸水が作れる「ソーダストリーム」

どんな水でも数秒で炭酸水にするアイテム。普段の水を入れてボタンを押すだけの簡単な操作で、好みの強度で炭酸水を作れる。作れる炭酸水のコストは500mℓボトル1本あたり約18円と経済的。今回は幅13cmとスリムな「ソーダストリーム Spirit (スピリット) スターターキット」(実売価格1万5120円)で、先述の「カムイワッカ麗水」を強炭酸に仕上げて使用した。

 

【家庭用製氷機】25分で24個の高速製氷を行う「RM-49D」

ダイアモンドヘッド社の「ROOMMATE  ホームメイドアイスメーカー RM-49D」(実売価格2万9800円)は、わずか25分で24個もの氷を製氷できる家庭用製氷機。炭酸水との親和性を考えて、先述の「カムイワッカ麗水」を本機で製氷して使用した。溶けにくい透明で硬い氷を作ることができるのも大きな魅力だ。

 

【タンブラー】リッチな舌触りと爽快感を生む「スパークリングタンブラー」

内側に、熟練の研磨職人が0.1ミクロンレベルの微細な凹凸を施したのが、「BIRDY. ST440 スパークリング タンブラー」(実売価格8640円)。炭酸が持つ穏やかな刺激にスポットを当て、飲んだあとの爽快感を演出し、サワーをリッチな舌触りに。今回は、2杯目で登場するレモンサワーに使用した。

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【1杯目】角切りレモンの塩漬けがまろやかな「はちみつ塩レモンサワー」

1杯目は「はちみつ塩レモンサワー」。こちらは、カットしたレモンを塩とはちみつで漬け込んだものを使用したとのこと。

 

青山 レモンを漬け込むと、ピクルスみたいに熟成されていくんですね。次の日に飲むのと、1週間後に飲むもので、味わいが違います。今回は2日前に仕込んだもの。焼酎は、宝焼酎「レモンサワー用」25°を使いました原料の一部にレモンの風味を引き立てるハーブを使っていて、レモンの香味と塩レモンの塩味、はちみつの甘さが調和した爽やかな味になっています。ちなみに、塩はシチリア産のシーソルトを使いました。

 

 

鈴木 おお~、これは好きです!

 

松井 ほほう! ややあっさりめですが、想像しているレモンサワーの味と違う気がしますね。これは面白い!

 

 

鈴木 刺激が強くないから、長く飲める感じがします。

 

松井 ガーっと飲むというよりは、味わいながらがいいね。確かに、レモンの香りも華やかですね。

 

青山 普通の外国産レモンで漬け込みをやるときは、沸騰させたお湯でワックスを取るんですが、今回は水洗いして拭いたただけ。そのまま皮まで使えるのも、防腐剤・ワックス不使用の「せとだエコレモン」のいいところですね。

 

松井 ですよね! 私も瀬戸田でレモンを皮ごとかじるという初体験をしてきました。いま思えば、別にスライスを食べても良かったんですが(笑)、やっぱり皮の爽やかな苦味がいいんですよ。

 

青山 おいしいレモンサワーには苦味も必要。甘さだけだと、口のなかが疲れて飲めなくなってしまうんです。

 

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【2杯目】果実味豊かで爽快な「レモン丸ごと一個使用の凍結レモンサワー」

続いて2杯目となるのが、「レモン丸ごと一個使用の凍結レモンサワー」。その名の通り、レモン1個を丸ごと凍らせて使ったという豪快な一品だ。

 

青山 切ったレモンを凍らせて入れているので、氷は入れていません。マドラーが入っているのは、レモンを潰して楽しんでもらいたいから。タンブラーは炭酸を楽しむための専用タンブラーで、内側に微細な凹凸があって、穏やかな泡が出ます。焼酎は宝焼酎「純」 25°を使いました。「純」は口当たりが良く、まろやかな味わいなので、レモンの良さを感じさせてくれます。

鈴木 おお、すごくフレッシュな感じ! 氷の代わりにレモンを使っているから、味が薄まらないのがいいですね!

 

松井 これもうまい! 王道のレモンサワーに近いかな。酸味はこっちのほうが強く感じる。まあ、レモン丸ごと1個入ってればそうなるか(笑)

 

青山 実は、レモンの切り方にもこだわりがあって。果実の断面が広くなるフランス式(※)といわれる切り方を使いました。切り方でも、レモンの果実味をアップさせることができるんです。

※フランス式……レモンのとがった部分を上下に置いてX字に4等分し、これをさらに3~4等分にカットする方式

 

松井 これ、さっぱりしているから、1杯目に飲みたいですね。永遠に飲めそうだな~。

 

鈴木 揚げ物などにも絶対合うでしょうね!

 

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【3杯目】レモンと樽貯蔵焼酎が絶妙に調和する「裏切りのレジェンドレモンサワー」

続いて3品目は、青山さんが「アイデアマン」と語るファンクリックスの社長、木月(きづき)浩平さんが考案した品。その名も「裏切りのレジェンドレモンサワー」だ。こちらに使用したのは、宝焼酎「レジェンド」25°宝酒造の「黒壁蔵」にある約85種類・約2万本もの樽で貯蔵した熟成酒を20%ブレンドしているのが特徴だ。

 

青山 今回は、あえてワイングラスを使いました。「レジェンド」は樽の香りが魅力的なので、ワインと同様に香りと甘みを楽しんでいただこうと。見た目もこはく色で、ワイングラスが似合いますよね。

松井 うわっ、これはスゴイ! レモンが半分も入っていて。

 

青山 レモンの切り方にもこだわりがあるんです。レモンの実をくりぬいて、残った皮の裏に切れ目を数か所入れました。だから「裏切り」というネーミングなんです。レモンは皮に豊かな香味があるので、切ることでさらに香りが立つんですよ。

 

鈴木 深みがあって、オトナな感じがします。ブランデーやウイスキー好きには響きそう。

 

松井 濃いよ(笑)! レモンサワーの重さじゃない。でも、ウマイ!! それに、ひょっとしたら一番レモンサワーらしい味かも。

 

鈴木 香りは個性的ですよね。

 

松井 しかも、このワイングラスの感じといい、ちょっと「モテ系」な感じがしませんか(笑)?

 

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【4杯目】皮の粒感と苦みが個性的な「すりおろしレモンサワー」

いよいよ終盤の4作目は、定番の「宝焼酎」25°を使った「すりおろしレモンサワー」すりおろしたレモンが表面を覆うという衝撃の光景に、一同は目を奪われる。

 

青山 レモンを丸ごと凍らせて、皮ごとおろしがねですりおろしました。昨日、夜なべして人力で!

 

松井 うわ、大変! しかも、「夜なべ」って古っ(笑)!

鈴木 スムージーみたい! これは身体によさそうですね。

 

青山 1杯につき、約半分のレモンを使っているんですが、レモンの皮の苦味が立つので、ガムシロップを少し入れています。

 

松井 粒感がスゴイな! 「食べるサワー」みたいな。これは新しいですね。

 

松井 アルコールの刺激はそんなに感じないかな。

 

青山 うちは、レギュラーサイズのレモンサワーは、すべて焼酎60mℓで作ってます。これも、1~3杯目と同じ量を使っていますよ。

 

鈴木 え、意外です! 焼酎の量が同じでも、レシピによって感じ方が全然違うんですね!

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【5杯目】グラスのふちを塩で飾った「ちょっとリッチなすりおろしレモンサワー」

ラストの5品目は、さきほどの「すりおろしレモンサワー」をアレンジした「ちょっとリッチなすりおろしレモンサワー」。カクテルのソルティドッグのように、グラスのふちに塩をつけたスノースタイルとなっているのが特徴だ。

 

青山 やっぱりレモンと塩はすごく相性がいいので、普通の塩より味が濃い、シチリアのシーソルトを使ってみました。使っている焼酎は、さきほどと同じ「宝焼酎」25°です。

 

松井 おっ、これは!

 

鈴木 塩がある、なしの差だけなんですね。でも、感じ方がかなり違う! コントラストができて、さっきよりレモン感が強くなりました

松井 これも、たくさん飲むというよりも、「ここぞ」というときに飲む1杯という気がしますね。例えば、シメとか。

 

青山 僕もレモンサワーの試作に疲れてきたとき、1杯だけ飲むならこれだな、と思いました(笑)。

 

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いよいよ「究極のレモンサワー」が決定!

こうして、5つの試作品の試飲は終了。では、いよいよ4者の審議により、「究極のレモンサワー」にふさわしい一品を選んでいただこう!

 

松井 最後の2つ、すりおろしサワーのなかでは、塩があるほうがいいかな。

 

鈴木 私も同じくですね。

 

松井 私が選ぶとしたら、1杯目の「はちみつ塩レモンサワー」か、3杯目の「裏切りのレジェンドレモンサワー」かな。なかでも3杯目…これはオトナな感じもあって、同時に量も飲めそうな感じがします。

 

 

青山 今回は塩レモンがちょっと勝ってしまったんですが、はちみつを足してまた寝かせてもいいですよ。調整して、自分のなかでベストな味を探すのもまた面白いですね。

 

鈴木 1番(はちみつ塩レモンサワー)は、焼酎の味わいとレモンの香りのバランスがいい3番(裏切りのレジェンドレモンサワー)はリッチな感じがします。家で食後にくつろいでいるときもいけそう。

 

松井 2番(レモン丸ごと一個使用の凍結レモンサワー)は、酸味が強めだよね。

 

鈴木 焼酎の香りも立ちますよね。まろやかな味わいは、まさに「純!」って感じ。一気にググッと飲みたいときにいいですね!

 

松井 めっちゃ冷たいし、夏にはサイコーだね! …でも、こうしてみんなの意見を聞いてみると、みんなが好きなのは3杯目(裏切りのレジェンドレモンサワー)かもしれないですね。しっかり味わいも感じられるけど、飲みやすいみたいな。

鈴木 意外ですけど、最初に入りやすいお酒ですよね!

 

松井 「通」な感じがするのに、入門にもオススメってことよね。それってホント、いい意味での「裏切り」ですよね。名前もいいじゃないですか!

 

鈴木 松井さん、ということは……?

 

松井 「究極のレモンサワー」は、3番の「裏切りのレジェンドレモンサワー」でいいと思います!

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次点は「レモンサワー用」焼酎の特性が生きた「はちみつ塩レモンサワー」

最後に、審査員がそれぞれ好きな1杯も聞いてみることに。

 

松井 ちなみに、「裏切りのレジェンドレモンサワー」以外で、好きな1杯を決めるとしたら?

 

鈴木 私は1番(はちみつ塩レモンサワー)!

 

松井 お、僕も! やっぱり使っていたのが、「レモンサワー用」の焼酎だからかな。レモンの風味が引き立っていて、全体がよくまとまっているイメージ。おいしいレモンサワーを追求してきた宝酒造の蓄積が生きている気がするよね。

 

青山 僕は2番(レモン丸ごと一個使用の凍結レモンサワー)も好きですね。作るのも好きですけど、飲むのもやっぱり好きなんで。これは、チューハイを注ぎ足していけば、たくさん飲めますから。3~4杯はいけます。味もキリッとしていて。ちょっとビターな感じがいいですね。

鈴木 私も、夏場にレモンサワーを飲みたいとき、1杯目からガンガン飲みたい、のどごしが欲しい、そんなときは、2番だなと感じました。でも、レモンサワーにこんなに幅があるなんて。3番は意外でしたけど、すごくおいしかった!

 

青山 味わいでも見た目でも、いい意味で裏切れてよかったです!

 

松井 では、結論として「究極のレモンサワー」は「裏切りのレジェンドレモンサワー」で、次点は「はちみつ塩レモンサワー」ということで! みなさん、お付き合いいただき、どうもありがとうございました!

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「究極のレモンサワー」を「GYOZA ROCCOMAN」で提供しよう!

こうして、怒涛の試飲会は終了。松井は静寂が戻った店内でネクタイをゆるめ、「究極のレモンサワー」こと、「裏切りのレジェンドレモンサワー」を前にして感慨にふける。…あの夏の日、「特別感のあるレモンサワー」を志して始まったプロジェクトが、ついに今日、形となったのだ……。宮崎の「黒壁蔵」のみなさん、広島のJA三原せとだ支店のみなさん、カープ女子にGYOZA ROCCOMANの皆さん。実に多くの人の協力を得てきたものよ……。

↑レモンについて教えてくれたJA三原せとだ支店の原田 悟さん

 

思い返せば、今回の企画で最初に感銘を受けたのが、宝酒造の「黒壁蔵」で出会った樽貯蔵の焼酎だった。一見、どれも同じに見える甲類焼酎も、熟成させることでこれほどの個性が出るのか……と。そして、樽貯蔵の焼酎を象徴する存在「宝焼酎『レジェンド』25°」を使ったレモンサワーが、究極のレモンサワーに選ばれるとは。始まりと終わりがしっかりと結ばれていたというこの事実、なんとも鮮やかで美しい結末ではないか……。

↑宝酒造の「黒壁蔵」にある焼酎の樽貯蔵庫

 

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松井は、目の前にあったグラスを口にし、もういちどその味を確かめた。…やはりウマイ。これはぜひ、多くの人に味わってもらいたい……って、アレ、じゃあココで出してもらえばいいじゃない! ということで、この「裏切りのレジェンドレモンサワー」、11月20日(火)より、1週間の期間限定(※)で「GYOZA ROCCOMAN 渋谷道玄坂店」で提供致します! みなさんもぜひ、お店を訪れて、審査員が絶賛したその味を確かめてみてください!

※現在は提供を終了しています

 

そして次回は、「究極のレモンサワーを作ろう!」企画の最終回(まだ続くんです)。実際に「GYOZA ROCCOMAN」で、「裏切りのレジェンドレモンサワー」試したお客さんの反応をレポートします。お楽しみに!

撮影/我妻慶一

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【「究極のレモンサワーを作ろう!」連載記事はコチラ】

第1回 GetNaviプロデューサー、宮崎の焼酎蔵で「熟成焼酎」の深みにハマる! 「究極のレモンサワー」のための焼酎を探す旅

第2回 「究極のレモンサワー」に使うなら、コレ以外ありえない! 瀬戸内の「レモン島」で「皮が違う」絶品レモンに遭遇

第4回 開発した「究極のレモンサワー」をお店で出したら? 予想以上の反響に「素材にこだわる意義」を実感!

番外編 意外にコメントが深い…! 広島の「カープ女子」と本格レモンサワーでカンパイしたら

 

【今回、協力してくれたお店はコチラ】

GYOZA ROCCOMAN 渋谷道玄坂店

女性や学生なども一人で気兼ねなく食事ができるスタイリッシュな空間で、肉と野菜の比率にこだわった肉汁たっぷりの絶品餃子を食べられる。餃子にマッチするレモンサワーは数種類が用意され、ほかにもドリンクは多彩にラインナップ。普段使いから宴会まで幅広く楽しめる。

住所:東京都渋谷区道玄坂2-15-1 ノア道玄坂 2F

アクセス:JRほか「渋谷駅」ハチ公徒歩4分

営業時間:月~金11:30~15:00/17:00~24:00 (L.O 23:30)、土日祝11:30〜24:00 (L.O 23:30)
定休日:なし

 

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