グルメ
2019/5/13 21:00

本場イタリアではどんな「ジェラート」が最先端? 奇抜さ溢れる5選を紹介

4: 子どもたちに人気のカラフルジェラート

健康志向が進むジェラート業界ですが、インスタ映えがするものも根強い人気を誇ります。2019年の顔となりそうなジェラートは「マジック・ユニコーン」。アメリカでもユニコーンが流行っていましたが、イタリアも例外ではありません。40年の歴史をもつイタリアのジェラートメーカー「PreGel」が作る7色のジェラートは、子どもたちの好奇心に火をつけ、瞬く間に人気テイストの仲間入りを果たしました。

 

健康意識の高い方なら、その色を見ただけで卒倒しそうなジェラートですが、ヴィーガンやグルテンフリーといった健康的なものが隆盛を誇るなか、その潮流を逆行するようなマジック・ユニコーンは、子どものみならず若者の間でも人気が急上昇。バルなどにあるジェラートコーナーで購入可能です。価格は1.5ユーロ(約190円)~。

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5: 日本の香りが彩るジェラート

インターネット全盛の現代でも、多くのイタリア人にとってアジアはまだ神秘に満ちた地域かもしれません。女性のジェラート職人サブリーナ・メノッツィ氏は、日本の「KAORI(香り)」に興味を持ちました。ミラノ近郊のライナーテで夫とジェラート店「-16℃ Artigiani del Gelato」を運営するサブリーナ氏は学生時代に心理学を専攻した経験の持ち主。黒ゴマやお酒から醸し出される香りには、心に何かを訴えるパワーがあると感じているそうです。

 

そんな感覚を自らのジェラート作りにも生かすサブリーナ氏は、日本を想起させる黒ゴマや日本酒のテイストを作ったり、定番のチョコレートやピスタチオ味に和の香りを重視したりする製法を用いています。よりよい香りのために原材料もこだわって選んでいるそう。価格は2.7ユーロ(約340円)~。

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