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2019/7/9 18:00

このプロジェクトは納得! 人気バーボン「アーリータイムズ」が起業家応援する取り組みが面白い

 

ITを駆使する老舗のリンゴ農家がスゴい!

会のなかでは、プロトスターの支援する起業家のひとりが登壇。青森県でリンゴなどを栽培する、もりやま園の森山聡彦代表を交えたトークセッションが行なわれました。

↑左が森山聡彦代表。右がプロトスターの前川英磨代表取締役CEO

 

森山さんは100年以上続くリンゴ農家である一方、ITを駆使してアプリを開発。農作業の効率化をはかる画期的なシステムを構築しました。ユニークさや、着眼点の鋭さに感銘を受け、プロトスターも支援するに至ったそうです。

 

「リンゴって、様々な品種が混在して栽培されているんですが、木を見ただけではなかなか区別できないんですよ。なので、畑を管理している人が現場にいないと、人に任せての作業も難しいんです。そこで、各木に固有番号とQRコードを記したタグを付け、アプリで管理できるようにしました。これを使えば、だれがどの木にどんな作業したかがわかるんです」(森山さん)

 

ある程度、蓄積したデータを分析した結果、なんと75%の時間はほとんど捨てる作業だったことが判明。これは剪定や摘果(てきか:育ちの悪いリンゴを摘み取り、残ったリンゴがよりよく育つようにする作業)といった、おいしさのためには必要ながら、もったいない一面も。なんとかできないかを考えた結果、摘果の際に間引かれるリンゴの活用を発案しました。

 

↑摘果された、完熟前の小さいリンゴ。渋味や苦味、酸味が強いものの、ポリフェノールが完熟リンゴの10倍も多く含まれているとか

 

そこから生み出された商品が、「テキカカジュース」と「テキカカシードル」。どちらも摘果リンゴの特徴を生かした甘さ控えめな味わいで、爽快感が引き立つおいしさです。

↑もりやま園では「テキカカジュース」「テキカカシードル」のほか、干しリンゴやリンゴのキクラゲなども販売しています

 

プロジェクト発表の終了後には、「アーリータイムズ」も試飲。甘やかなフレーバーは干しリンゴとの相性もよく、個人的には青リンゴとシナモンのフレーバーが香る「アーリータイムズ ブラインド アーチャー」を思い出しました。

 

↑「アーリータイムズ イエローラベル 瓶700ml」1728円(参考小売価格)。ライトな口当たりと甘い香り、キレのいい後味が特徴です

 

↑「アーリータイムズ ブラウンラベル 瓶700ml」1728円(参考小売価格)。イエローラベルの原酒に、マスターブレンダーが厳選した原酒をブレンド。通常のろ過に加え、ピートをベースにした活性炭のろ過も行い。豊かな香りあふれるまろやかな味わいに

 

 

「アーリータイムズ」はハイボールで飲んでも絶品。イエローとブラウンでキャラクターが分かれていながらも同価格で選びやすく、比較的リーズナブルなのも魅力です。バーボン初心者の人はもちろん、しばらく飲んでいなかったというお酒好きも、リニューアルしたこの機会にぜひ!

 

【ギャラリー(本サイトからご覧いただけます)】

 

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