グルメ
2019/12/8 11:00

「玉ネギ=辛い」を過去のものにしたいーーイグ・ノーベル受賞の研究成果がジュースになった

甘味と酸味が好バランスでフルーティなおいしさ

では、なぜジュースにしようと思ったのか。玉ネギのジャムやペーストなど、いくつかの加工法が考えられる中で、「オニオネード」に行き着いた答えは、飲むという斬新な体験の提供。また、一般的には刻んで細かくするほど辛くなる玉ネギだからこそ、すりおろした状態で驚きを感じてほしいという思いから、ジュースになったそうです。

 

↑試飲と試食へ。「オニオネード」はもちろん、「スマイルボール」も初体験です

 

口どけは、すりおろしたリンゴやニンジンのジュースに近い、繊維質のサラっとしたテクスチャー。ハチミツの風味豊かなほどよい甘味があり、これは想像以上でしたが酸味とのバランスがよく、スッキリとしたおいしさです。そして辛味はもちろん、ピリっとしたトゲやツンとした雑味も一切ありません。余韻はフルーティで、これなら子どもでもゴクゴクおいしく飲めると思いました。

 

↑1本における玉ネギの使用量は、Mサイズの半分程度だそう

 

味わう前は、「ハウスといえば、『バーモントカレー』でおなじみのリンゴとハチミツ。なぜ『オニオネード』はレモンとハチミツなの?」と思っていましたが、飲んで納得。おそらく、リンゴだと玉ネギの甘味とかぶる部分があるのではないかと。そのため、玉ネギのよさを前面に出すには、甘味がなくてフルーティな酸味のあるレモンを採用したのだろうと思いました。

 

↑「スマイルボール」も試食。プレーンにカナッペ風など、いろいろと比べてみました

 

次は「スマイルボール」。輪切りやくし形で食べてみたところ、玉ネギの食感でありながら豊かな甘さをもった味だと思いました。あえて似た味わいの野菜を挙げるとすれば、白菜の芯に近い部分やアンディーブ(チコリー)の方向性でしょうか。

 

↑そのままでも十分美味。ディップソースを付けてもおいしいです

 

シャキっとした食感があってみずみずしく、くさみのあるアフターフレーバーは皆無。そのため、肉が主体の濃厚系やスパイシー系、油を効かせた料理の口直し的にもアリ。サラダ感覚で、シンプルにオリーブオイルと塩で、アクセントで胡椒やハーブをプラスするだけでも立派な前菜になると思いました。

 

↑丸かじりでも体験。リンゴや梨など、シャキシャキ系のフルーツを食べているかのような新感覚です

 

丸かじりして思ったのは、野菜不足を感じている人にオススメだということ。たとえば、ラーメンを食べる前に「スマイルボール」を1個かじる。手ごろなサイズかつ冷蔵不要なので、持ち運びに便利なのもナイスです。食べごたえも十分あるので、罪悪感のない小腹満たしにもいいのではないでしょうか。

 

↑「Makuake」では「スマイルボール」と「オニオネード」のセットのプランもあります

 

発表会では「昔は生の玉ネギって辛かったんだよ、という世界を実現したい」という話も出ていました。今後いっそう認知が広まって需要も高まり、増産されて価格が下がれば販路も広がって買いやすくなると、いいことずくめ。「オニオネード」もいまはテスト段階とのことですが、「いつか玉ネギがジュースの素材として自然に受け入れられて、みんなに『飲みたい』といってもらえるようになればうれしいです」とハウスの担当者。今後、大注目です!

 

 

「Makuake」:新体験飲料「ONIONADE」~辛くない、甘いタマネギ「スマイルボール」から誕生

https://www.makuake.com/project/onionade/

 

【フォトギャラリー(GetNavi webにてご覧になれます)】

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