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2020/9/27 11:00

味付けなしのシンプル素材の極みに舌鼓。カルビーのネット限定新作は夢中になるおいしさ

スナック菓子メーカーの最大手であるカルビー。看板商品のポテトチップスをはじめ、実に様々な商品を発売していますが、今夏オンライン限定で、きわめてユニークかつハイスペックなポテトチップスが登場しました。既存商品との食べ比べを交えながら特徴や味わいをお伝えしたいと思います。

 

↑8月5日から公式オンラインショップ限定で発売されている「CHIPS NEXT (Original)」。1箱、50g×6袋で税込1944円です

 

特別な製法で熟成させた「きたあかり」のポテトチップス

「CHIPS NEXT (Original)」最大の特徴は、あえて味付けをしていないこと。なぜかというと、素材自体の味に自信があるため、味付けをしないことがそのおいしさを最大限に生かせるからです。

 

その素材はもちろんじゃがいもですが、やはり銘柄は特別なもの。北海道のホクレン農業協同組合連合会(ホクレン)が開発した、「CA貯蔵」という特別な手法によって糖度を上げた「よくねたいも」というシリーズの、きたあかりを使っています。

 

↑「CA」とはControlled Atmosphere=調整された空気の意味。じゃがいもの呼吸を抑える技術でエネルギーに分解されることを防ぎ、生まれた糖をしっかりキープするのだとか

 

本商品は、カルビーとホクレンが北海道農産物の振興に向けて連携協定したことから生まれた第1弾商品で、今後の展開にも注目です。ということで、中身をチェックしてみました。

 

↑一瞬でわかるのは、その厚みと色の濃さ。また、一枚一枚が大きすぎないのも特徴です

 

↑厚切りで、ギザギザにカットされていますが、その厚みはかなりのもの。重量感もあります

 

通常のポテトチップスでは、カットしたあとにすぐに揚げたり、焦げないようにあえて糖度を抑えたじゃがいもを使用しますが、「CHIPS NEXT (Original)」はその逆。ホクホク食感を生かすために揚げる前にこだわりのひと手間を加え、糖度が高いじゃがいもでも焦げないようにじっくりと丁寧に時間をかけて揚げているとか。

 

ザクザクでホクホク。甘くてリッチ。

いよいよ試食というところですが、今回はより違いを分かりやすく伝えるために、カルビーポテトチップスの大定番である「ポテトチップス うすしお味」と食べ比べることにします。まずはパッケージから比較。

 

↑「ポテトチップス うすしお味」は、袋のサイズが近い28gを用意

 

「CHIPS NEXT (Original)」はパッケージからして独特の世界観。あえて中身の写真などは押し出さず、ボタニカルなデザインイメージが印象的です。なお、この植物はじゃがいもの花をイラストにしたものだそう。

 

↑好きな時に適量を楽しめる、便利なチャック付き。スタンドパック型なのも特徴です

 

また、袋の素材がマットな質感になっているのもポイントです。通常のプラスチックフィルムではなく、紙素材も採用した特殊な加工技術によるフィルムを使い、石油の使用を低減。また、植物由来原料のバイオマスインキとバイオマス度100%の素材を外装の一部に使用した、エコな包装となっています。

 

↑両商品をお皿に盛り付けました。やはり「CHIPS NEXT (Original)」のほうが色が濃く、豊かな厚みがあります

 

↑サイズは小ぶりな印象。なお、袋のサイズは同じ程度ながら、「CHIPS NEXT (Original)」は50g、「ポテトチップス うすしお味」は28gと倍近く重さが違います

 

「CHIPS NEXT (Original)」から食べてみます。食感からして別次元で、ザクザクッとした噛み応え。厚みがあるので、チップスの断面が自然と舌の上にのるのも特徴です。この、舌先で感じる味わいからしてすでに甘く、リッチなおいしさ。味付けがないぶん、じゃがいものうまみがダイレクトに感じられます。これはスゴい!

 

↑1枚のボリューム感もですが、味の濃さや余韻の長さもあって、満足感が圧倒的です

 

また、クリスピーで硬さもあり、食べごたえが抜群。自然とそしゃく回数が多くなり、噛むごとにじゃがいものうまみと甘味がホクホクと口いっぱいに広がります。口どけもほっくりしていて、余韻は長くまろやか。どこかさつまいものようなニュアンスも感じます。

 

同商品のコンセプトのひとつが“ゆっくりと味わって⾷べる幸せ”とのことですが、これはゆっくり食べたくなる奥深い味。百貨店などで販売されているプレミアム品「グランカルビー」を初めて食べたときの“ご馳走感”もありますが、「グランカルビー」が豪華なフレンチだとしたら、「CHIPS NEXT (Original)」は懐石料理のようにシンプルな素材の極み。よりピュアでリッチなポテトチップスだと感じました。

 

一方の、「ポテトチップス うすしお味」を食べてみると、方向性の違いが明確にわかります。「ポテトチップス うすしお味」も安定のおいしさですが、こちらは塩むすびのようなストレートなおいしさ。食感はパリパリでサクサク、ほどよい塩味がじゃがいものうまみとバランスよく調和して、ライトなタッチがまたすぐ次の一枚を食べたくなるおいしさです。

 

↑軽やかな塩加減が絶妙。ロングセラーにも納得です

 

“やめられないとまらない”はかっぱえびせんのキャッチコピーですが、「ポテトチップス うすしお味」にもその魅力はあり、新作の「CHIPS NEXT (Original)」はゆっくり噛みしめながら味わうタイプのスナックですが、やはり夢中にさせるおいしさがあると思います。さすがにそこは“よくねた”いも。ポテトチップス好きな人はマストバイの一品です。

 

 

 

 

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