2022年の「フード」のトレンドをプロが分析。コロナ禍を経て、非接触や健康に関連した分野がさらに伸長。外食では新たな上陸系グルメが注目されたり、ユニークなシステムの飲食店が増えたりと、“新体験”がキーワードだ。今回は、アメリカ発の炭酸酒「ハードセルツァー」を紹介。
※こちらは「GetNavi」2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
【ハードセルツァー】炭酸水のような飲み口の米国発のトレンド酒
甘さ控えめで低カロリー、低糖質なフレーバー炭酸酒のこと。数年前にアメリカで人気に火が付き、日本にも徐々に浸透中。追随商品に注目が集まる。
【ヒットアナリティックス】フレーバーウォーターを感じさせる澄んだ味わいが新しい
果汁量や濃厚さにこだわったチューハイをジュースに例えるならば、ハードセルツァーはフレーバーウォーターのような立ち位置。甘くない軽口のRTDはまだ市場に少なく、求める人は多そうだ。
この秋日本に上陸した陽気で爽快なフレーバー酒
RTD
2021年9月発売
コカ・コーラシステム
トポチコ ハードセルツァー
実売価格165円
世界20か国以上で展開する同社初のアルコールのグローバルブランド。甘くないすっきりとした味わいで、カロリーや糖質を抑えている。アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3フレーバー展開。関西地方限定販売。
日本人好みに作られた炭酸水感覚で飲める無糖のRTD
RTD
2021年8月発売
サッポロビール
ウォーターサワー
実売価格155円
アメリカのハードセルツァーをヒントに、日本の消費者ニーズに合わせて設計。無糖で甘くなく、炭酸水感覚で楽しめるのが特徴だ。レモン(左)とオレンジ(右)があり、アルコール度数は3%と控えめ。
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