グルメ
お酒
2016/10/25 16:00

日本酒のプロ中のプロに聞く! 本当に高コスパなお酒5選&安ウマ酒に出会うコツ

日本酒がおいしい季節になってきました。ただし、やみくもに選んでしまうと、「高くてまずいお酒」を掴まされてしまうこともしばしば。どうせなら、手ごろな価格でおいしいお酒を選びたいところですよね。そのためには、やはり業界に精通したプロに聞くのが一番です。そこで今回は、日本酒界の巨人として知られる「はせがわ酒店」に協力を依頼。麻布十番店のマネージャー、安藤大輔さんに、オススメの高コスパ銘柄と安くておいしい日本酒に出会うコツを教えてもらいました!

 

高コスパな日本酒に出会うには3つのキーワードを覚えるべし!

shutterstock_79381450

まずは、安藤さんに「この価格なら割安」といえる日本酒の価格の目安から教えてもらいましょう。

「純米酒でいえば4合瓶で1000円~1200円前後、純米吟醸は1200~1400円前後、純米大吟醸では1500円~1800円前後であれば価格だけ見ればコスパがいいなと感じます。一升瓶の場合は、これをほぼ2倍した価格が目安ですね。あとはどんな酒米を使い、どんな造りをしているかに目を向けましょう。たとえば、後述の紀土、楯野川など酒造好適米を使った大吟醸は、通常は4合で2000~3000円してもおかしくありません。これが1400~1500円だと、かなりコスパがいいというのがわかりますね」

では次に、安くておいしい日本酒に出会うコツを教えてください!

「やはり日本酒専門店のスタッフに聞くのがオススメ。その際は、『ロングセラー商品』『人気銘柄以外で売れ筋商品』『飲食店さんがよく購入する商品』という3つのキーワードに聞いてみましょう。高い確率で高コスパな日本酒に出会えるはずですよ!」(安藤さん)

上記に加えて、「燗が旨いお酒」「すっきりしたお酒」「コクがあるお酒」など、自分の好みを交えて聞いてみるのもいいですね。では、以下で安藤さんがオススメする高コスパな日本酒5本を紹介していきましょう!

 

 

その1

純米ながら吟醸かと思わせるほどの驚きの酒質

20161024-s5 (4)

高知県

美丈夫 特別純米

(びじょうふ とくべつじゅんまい)

1.8ℓ 2538円 720mℓ 1242円

「ふっくらとした米の旨みをもちながら、フレッシュな酸味とキレの良さが特徴で、キレイな余韻が楽しめます。飲み口は吟醸酒かと思わせる味わいなのに、実は一升瓶で2500円台の純米酒。価格を聞くと驚きの酒質です」(安藤さん)

 

その2

見つけたら即買いすべき高コスパ商品

20161024-s5 (5)

福島県

冩樂 純米酒

(しゃらく じゅんまいしゅ)

1.8ℓ 2808円 720mℓ 1404円

「人気銘柄『冩樂』のフラグシップ。果実系の含み香があり、米の旨みがバランス良く口の中で広がります。キレも良いため、全体的にすっきりとした印象。品薄状態が続くなか、なかなか店頭での販売もできませんが、見つけたら即買いな高コスパ商品です」(安藤さん)

 

その3

最高峰の山田錦の上品な旨みを引き出した

20161024-s5 (2)

岐阜県

醴泉 純米 山田錦  

(れいせん じゅんまい やまだにしき)

1.8ℓ 3078円 720mℓ 1533円

「山田錦(酒造好適米の一種)の最高峰といわれる兵庫県の東条特A地区の山田錦を使用。山田錦の上品な旨みを引き出し、安らげる余韻を求めて醸されています。しっかりと米の旨みを感じさせながらも軽快な味わいに仕上がっており、薄味から濃い味付けまで、幅広い料理に合うのも特徴です」(安藤さん)

 

その4

すべてが高レベルな純米大吟醸が約3000円とは驚き!

20161024-s5 (3)

紀土<KID> 純米大吟醸 山田錦   

(きっど じゅんまいだいぎんじょう やまだにしき)                     

1.8ℓ 3024円 720mℓ 1512円

「『紀土』は若い人たちにもおいしいお酒を飲んで欲しいという思いから、すべての商品のコスパが高いです。なかでも山田錦を50%まで精米して造った純米大吟醸が一升約3000円というのが驚き! 上品な果実香に透明感のある旨み、そして全体を引き締めるキレの良さ。すべてが高レベルで、最高のコストパフォーマンスが堪能できます!」(安藤さん)

 

その5

透明感と軽やかさを両立した低アル純米大吟醸

20161024-s5 (1)

山形県

楯野川 純米大吟醸 清流 

(たてのかわ じゅんまいだいぎんじょう せいりゅう)            

1.8ℓ 2592円 720mℓ 1404円

「安定した酒質に定評のある蔵元で、その純米大吟醸は間違いのない味と高いコストパフォーマンスが魅力。本品は出羽燦々(でわさんさん・酒造好適米の一種)を50%まで磨いて造った純米大吟醸酒。その名の通り、透明感と軽やかさを追求して造られました。14~15%とアルコール度を抑えて軽快な口当たりを実現し、若々しく爽やかな果実のような香りと酸味、サラリとした優しい後味が楽しめます」(安藤さん)

 

大吟醸以外はぬる燗で楽しむのもオススメ。高コスパな日本酒で、秋の夜長を存分に楽しんでください!

20170731-s1-2

 

はせがわ酒店オンライン店はコチラ