飲み歩き大好きモデル・高田 秋が「家飲み」を追求! 今月は花見のシーズンに合わせて、華やかなピンク系ロゼワインと、桜の風味が楽しめるスイーツといっしょに。ペアリングの感想は!?
※こちらは「GetNavi」 2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
【7杯目】春のパーティを彩るロゼとスイーツをペアリング!
エスタンドン
アンソランス
3740円
フランス語で“生意気”という意味を持つ「アンソランス」は、南仏のプロヴァンスロゼワイン。ぶどう品種はグルナッシュとシラーを使い、ハーブやシトラスを感じさせる香りとジューシーな酸味、すっきりした辛口の味わいが特徴だ。
“生意気”といったネーミングもデザインもお気に入り♪
桜のスイーツとロゼワイン、春到来♡ といった季節感があって、気分がアガりますね。ロゼはパーティとか特別なイメージがあって、この一本はまさにハレの日にピッタリ。もちろん、お花見とも相性抜群ですよ。
まず、ボトルがオシャレでかわいい! 名称もインパクトがあります。“生意気”って子どもに使うような言葉だと思うんですが、味わいは大人な女性を想起させる上品で繊細な辛口。そのうえ爽やかかつフルーティで、スーといけちゃう。この優秀さが、ワイン通からすると生意気なのかも。
普段、私は食事といっしょにお酒を飲むことが多いのですが、今回、「桜餅」「桜もなか」「桜ムース」と合わせてみたらスイーツもアリだなと思いました。どれも桜の素朴な甘さにワインの果実味がよく合い、特にアンソランスはフローラルな辛口なので、追い桜みたいなニュアンスを演出してくれます。
スタイリッシュなボトルや、あえてごはん系ではなくスイーツをペアリングする外しテクが、ハイセンスですね。ちょっと生意気かもしれませんけど(笑)。また、アンソランスとスイーツでパーティをやりたいと思います♪
茂助だんご「桜餅」(上)は、桜の葉の塩味と甘い餡が相まって美味。銀座あけぼの「桜もなか」(右)は、やさしい桜の香りが噛むたびにふんわりと。宗家 源吉兆庵「桜ムース 春薫」(左)は、すっきりとした甘さで食べやすい
文/中山秀明 撮影/篠田麦也 ヘアメイク/榊ひかる(Lila) スタイリスト/江原優里
●Apaiser lameのブラウス2万7500円、PARIS KIDSのイヤリング550円、そのほかスタイリスト私物