テクノロジーやテーマパークなど、様々な面での発展が期待される2017年。しかし、忘れちゃいけないのは「食」の進化です。ここでは今年流行ることが予測される「グルメ」トレンドを一挙紹介。ヘルシーな「麺なしラーメン」やインドの国民食「ビリヤニ」を食すべし!
【トレンド1】
糖質が気になる人でもヘルシーに楽しめる! 「麺なしラーメン」
麺ありの「野菜たっぷりちゃんぽん」より、糖質60%オフを実現。国産野菜7種が480g入っているうえ、麺なしでもおいしく食べるためにスープにとろみがついているのも魅力です。いまダイエットしている人の間では“ロカボ”と呼ばれるユルい糖質制限が好評。それを受けた低糖質グルメがラーメン界でも増加中です。
長崎ちゃんぽん
リンガーハット
野菜たっぷり食べるスープ
734円(東日本)、712円(西日本)
極上豆腐をふんだんに使った人気チェーンの一杯にも注目
一風堂
白丸とんこつ百年豆腐
720円
麺の代わりに、福岡県八女市の老舗豆腐店「豆藤」と共同開発した豆腐を使用。ルミネエスト新宿店のほか、現在は計5店舗で提供されています
【トレンド2】
SNSで話題沸騰のヘルシーケーキ! 「卵だけケーキ」
文字通り“卵”だけで作るケーキ。小麦粉やバター、砂糖を必要としないのでダイエットに最適とSNSで拡散され、人気に火が付きました。ヘルシーなだけでなく、卵の香ばしい風味と食パンのようなフワッとした食感が楽しめるのが魅力で、インスタグラムには様々なアレンジレシピがアップされています。
ハムや野菜を挟めばサンドイッチに。ホイップクリームをつけてもおいしいですよ。
【レシピをざっくり紹介!】
①卵を卵白と卵黄に分けて、ハンドミキサーを利用して卵白をメレンゲにします。オーブンはあらかじめ180℃に温めておくと良し。
②卵黄にメレンゲを少し加えて高速で混ぜます。とろっとしたら残りのメレンゲを加えて中速で混ぜ、最後に低速で2~3回混ぜ合わせます。
③ ②を型に流し入れ、180℃に予熱しておいたオーブンで15~20分焼けば完成。全体的に粗熱が取れたらオーブンから取り出しましょう。
【トレンド3】
酒のアテになるパフェがインスタでブレイク! 「しょっパフェ」
「しょっパフェ」とはライターのパリッコさん発案のパフェグラスにつまみをパフェのように盛ったもの。インスタを中心に広まり、メニューにする店も続出しています。池袋や渋谷など都内に4店舗を展開するHIKARI cafe&diningでは、ディナーメニュー(ランチタイムも希望あれば注文可能)としてしょっパフェ4種を提供。盛り付けにもこだわり、写真を撮る人も多いとか。2017年2月末までの期間限定です。
HIKARI cafe&diningを運営する株式会社エスエルディーの上級料理長・阿部裕介さんによると、「お酒に合うチーズのつまみを作ろうと思い、メニューを考案しました。いまでは全メニューのなかでもトップ5に入るほど売上好調です」とのこと。
インスタで発見! オリジナル絶品しょっパフェ
豆腐店の方によるしょっパフェ。自店のこだわりであるよせ豆腐とひと口がんもがポイントです。
材料はキュウリにミニトマト、豆腐、万能ネギ、しらす、めかぶなど。ヘルシーしょっパフェです。
【トレンド4】
スパイス+カレーの炊き込みご飯を食すべし! 「ビリヤニ」
南インド・タミルナドゥ州の伝統的な製法をそのままに生かしたチキンビリヤニ。骨つき鶏の濃厚な旨味とスパイスの華やかな香りがインドの細長い米、バスマティ米にしっかり染み込んで極めて美味です。「ビリヤニ」とは、濃厚な旨味と華やかな香りのインドのごちそう。米、スパイス、カレーなどを炊き込むインドの国民食。提供する店が増加中です。炊き込みご飯とカレーに目がない日本人に絶対合うはず!
チキンビリヤニプレート(Mサイズ)
1100円
エリックサウス 八重洲店
東京都中央区八重洲 2-1 八重洲地下街 中4号
[月~金]11:00〜22:00
[土・日・祝]11:00〜21:30
原則無休
南インド料理の専門店。チキンビリヤニは数量限定なので要注意。名古屋などにも支店をもっています。
手軽なキットもある!
日本ビリヤニ協会
ビリヤニキット
800円
ハイデラバーディー・チキンビリヤニの素とバスマティ米の4人分。あとは鶏肉を加えるだけです。
家庭でも作れる! ビリヤニキットの作り方
①洗ったバスマティ米(キットに同梱)を、15~30分ほど水につけておきます。
②鶏肉をひと口大に切り、ハイデラバーディー・チキンビリヤニの素と一緒に炊飯器に入れてかき混ぜます。①の水を切り、炊飯器に入れます。
③1と1/2カップに塩小さじ1/2を溶いた塩水を炊飯器に入れます。かき混ぜず、米とビリヤニの素は分離させた状態を保ちます。そのまま炊飯ボタンを押すだけ!
糖質制限は昨年も注目を集めていたので「麺なしラーメン」はなんとなく納得ですが、「卵だけケーキ」や「しょっパフェ」「ビリヤニ」は目からウロコですよね。うれしいことに、どれも健康志向なメニュー。このブームにのっかれば、今年は健康的な食習慣が身につきそうですね。