先日、Googleの次期タブレット機「Pixel Tablet 2」は開発中止になったとの噂が流れました。続報が入り、実はPixel Tablet 2は120Hzのディスプレイを搭載し、4Kディスプレイ出力に対応するなど、素晴らしいアップグレードを提供する予定だったと報じられています。

Pixel Tablet 2は、Pixel 9シリーズと同じTensor G4チップを搭載し、5G対応モデルもあると見られていました。未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、その他の仕様をいくつか明らかにしています。
まず、内蔵ディスプレイは120Hzの液晶パネルになるとのこと。初代Pixel Tabletは時代遅れ感の強い60Hzパネルだったため、大幅な強化となります。以前の噂では上下のベゼルが少し細くなるとも伝えられていました。
今回の報告では、ディスプレイの明るさが約10%向上すると付け加えています。自撮りカメラにはサムスン製の「S5K3K1」というセンサーが搭載され、解像度は8MPから10MPに上がる予定だったそうです。背面カメラはオートフォーカス付きの11MPとなり、さほど優れているわけではないものの、初代モデルから十分なパワーアップになるはずでした。
さらに、Pixel Tablet 2は最大4KのDisplayPort出力に対応する予定だったそう。GoogleはAndroidタブレット向けに複数のウィンドウを扱ったり、まるでパソコンのように操作できたりする新機能をテスト中だけに、発売されていれば興味深い製品となったでしょう。
残念ながら「Pixel Tablet 2」は市販されないようですが、2027年に発売の可能性がある「Pixel Tablet 3」に期待したいですね。
Source: Android Authority
via: 9to5Google