2018年のAppleは、例年に比べても話題となるデバイスが多く投入されました。iPhone、iPad Pro、Mac、Apple Watch…それらのデバイスを実際に触り前線で取材してきたモバイルライターが、「買って満足している」「買わなかったけどおすすめしたい」の2つの視点で注目デバイスを紹介します。買った理由、買わなかった理由とあわせてご覧ください。
【選んだ人】
モバイルライター・井上晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、格安SIMなど、最新モバイル事情に精通するライター。国内外を取材し、雑誌やWebメディアを中心に記事を執筆する。Twitter:@kira_e_noway
【買って満足したAppleデバイスその1】
iPad Pro 11インチ
価格面と携帯性を鑑みて11インチを選択。第2世代のApple Pencilが本体からのワイヤレス充電に対応したので、ペンの電池残量を気にせずに、出先で手書き作業や写真の補正作業などを行いやすいと期待。USB Type-Cを採用し、アダプター類をMacBook Proと共有できることも都合が良かった。
【買って満足したAppleデバイスその2】
Apple Watch Series 4(GPS+CELLULARモデル)
ディスプレイが拡張し、細部の作りも洗練された。純粋に格好よくなったことに惹かれて購入。また、個人的にフルマラソンに挑戦しようと思っており、GPSを有効にした状態でワークアウトの使用時間が伸びたことも魅力的に思えた。
【買わなかったけどおすすめしたいAppleデバイスその1】
iPhone XS Max
個人的にはXSを購入したが、「MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS」や「Winning Eleven 2019」などのゲームアプリをプレイしていると、もっと広いディスプレイならさぞや楽しかろう…と思う場面もあった。そういう意味では横画面でゲームを行うなら6.5インチという大画面を搭載する「iPhone XS Max」がイチオシ。ステレオサウンドの左右のバランスも上手くチューニングされており、エンタメ端末として高いパフォーマンスを発揮する。ただし、筐体も少々大きいので、従来のPlusシリーズに抵抗がない人に限り、オススメしたい。
【買わなかったけどおすすめしたいAppleデバイスその2】
MacBook Air
Air発表前にMacBook Proを買ったので購入こそしなかったが、ノートパソコンを検討する多くの人にとっては、Retinaディスプレイ搭載の新モデルは狙い目である。魅力はミニマムな仕様でありながらも、便利機能が備わっていること。例えば、「Touch ID」を備えるので、アプリ鍵をかけたメモの管理などを行いやすい。また、Thunderbolt 3ポートも2基あり、外部モニターに接続した状態で、さらにアダプターなどを接続しやすい。
買う買わないは、自分の使い道とのマッチングが指針ということですね。しかし…うーん、どれも欲しくなってしまったのですが、どうしましょう?